見出し画像

父子帰省

今年のお盆は初めての父子帰省。

気がつけば、結婚して十数年の月日が流れていました。
末っ子に手がかからなくなってきたので、
一泊二日、郊外の義実家へ夫と子供達だけで帰省してもらいました。

義実家に私だけ帰らないのは、少し気が引けたけど。
疲れが溜まっていて、ゆっくりしないと体が持たない。
最近は、シェディングのせいか人生初の蕁麻疹が出てしまい、体調としては散々でした。

一人になってしたいことといえば、
思う存分眠ること。
誰にも起こされないで眠りたい。
気が済むまで眠りたい。

でも、眠りに満足して、
たった一人で家にいると、
いろいろなことを考えてしまいます。

24時間以上、一人でいる時間が
本当に長い間なかったことに
改めて気がつきました。

ずっと一人でいたとしたら、私はきっと
ダメになってしまうのではないかと思います。

人の温もりや、誰かの声が届かない世界は、
何だかとても冷たくて寒くて。
心まで凍えてしまいそう。

若い頃、一人暮らししていた時期があったけど、
そういえば週末はいつも彼氏と一緒でした。
一人暮らしとはいえ、半同棲の状態。
彼と会えない週末は寂しくて仕方なくて、
何をして過ごしていたかも、
今はよく思い出せません。

私は一人暮らしはできないんではなかろうか。

そして、ふと思いました。

いつも一人暮らしの人達は、
どうやって暮らしているのだろう。
どうやってこの孤独と折り合っているのだろう。

すごい精神力。
正に修行。ずっと修行をしているような。
私にもできる日が来るだろうか。

いつか一人暮らしをする日がまた来たら、
きっと誰かと会いたくなるのではないかな。
誰かと話したいとか、誰かに触れたいとか
思うのではないかな。

その時にセラピストをしていたら、
お客様に対してだけど、その願いは叶う。

セラピストはその時の私にとって
きっと天職になるのではないか。
そんなことを思いながら、
貴重な一人時間が過ぎていきました。

この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートはセラピストとしての活動資金として使わせていただきます。