〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その16 オスの魅力を上げる食材3つ~悪い例
※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。
はじめに
(・ω・っ)З(アザラシ)だけど彼女がいるのでオスアザラシとしての魅力を上げたいと思っていたら大沢しおんさんの記事に飛びついて一読する。
・過度な疲労感や倦怠感。
・性欲低下や勃起障害
・不眠や肩こり・気力の衰え集中力の低下
・イライラ抑うつ
記事によるとこれらは男性ホルモンのテストステロンの低下が原因らしい。
俺もいくつか思い当たる。
1.過度な疲労感や倦怠感。
俺は(・ω・っ)З(アザラシ)になったら物理的に体が重く、魚を食って寝る生活を送っているので〇。
2.性欲低下や勃起障害
年に1回の発情期にしか交尾せず、寝てばかりでセックスレスだから〇。
3.不眠や肩こり・気力の衰え集中力の低下
この通り寝てばかりで気力などない。肩がないので肩こりはなく、スヤスヤ寝てるので△とする。
4.イライラ抑うつ
イライラどころか肉食獣の狩猟本能MAXで魚を食うから◎。
と、言いたいところだが。食って寝るばかりの生活が抑うつとは言えないので△。
そんなアザラシに有効な食材は?
1.肉
2.ニンニク
3.玉ねぎ
の3つらしい。
というわけで
俺は最寄りの横浜家系ラーメンに向かう。肉はこれで大丈夫だ!!…多分。
ニンニクと玉ねぎは無料トッピングから好きなだけドバドバかける。
よし!これでオスの魅力がより上がった俺に彼女はメロメロだ!
…と思ったら
口がクサイ!!
とキスを拒否られた。
せっかくキスして甘いムードになろうと思ったのに俺の灰色の脳細胞は何を誤ったのだろう?
さいごに
そんなわけで俺は発泡酒となんこつ揚げで一人寂しく晩酌をしている。
おっと、(・ω・っ)Зなので一匹寂しくの間違いだ。
皆さんは間違った使い方で俺のような失敗をしないことを切に願う。
あと、ニンニクと玉ねぎは過熱したほうが匂いの上でも胃に負担をかけない点でもオススメする。
つづく。
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