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#落語家
【あなたの知らない落語の世界】第7回「私が落語家になったきっかけ」
落語家が100回以上聞かれる質問に「どうして落語家になったんですか?」というのがあります。今日は改めてそれを考えてみたいと思います。
きっかけは落語家それぞれ違うので私の場合だと思って聞いて貰えばと思います。
①人前に出るのが好き根本的に子供の頃から人前に出るのが好きでした。だけど、これは一般的な「人前に出たい」とは違っていて、どちらかというと「人と違うことをして目立ちたい」くらいの感覚でしょ
【あなたの知らない落語の世界】第2回 「落語家って何?」
落語家について定義してみます。これも、かなり意見が分かれるところで、噺家の間でもたびたび議論になります。落語家にもフリーという存在があったりして、果たしてフリーの落語家は落語家なのかとか、その辺の意見はそれぞれが違うと思います。今回は、そもそも落語家は何をもってして言うのかを考えてみます。
前回の落語と同様に三つの要素で考えます。
①師弟
②生業
③自己紹介
私なりに考えた落語家の要素です。
落語家が噛みやすいセリフは意外なあれです。
落語家に「噛み」はつきものです。
噺の中で噛むのは大体ネタおろしとか、つまり慣れていない噺をする時です。やり慣れた噺は堂々とやるし、多少セリフを変えたりして喋りますが、慣れない噺は覚えたまんまのセリフに縛られることが多いので、そういう時に噛みやすいですね。
甘噛みなら良いですけど、噛みまくって何言ってるかわからないような時は本当にお客さんにごめんなさいって気持ちでやってます。
それも慣れなん
チラシの写真は笑顔が良いのか?
福岡に凱旋して落語会をやると東京では気付けないようなことに気づかせてくれたりします。
今回はチラシの写真は笑顔が良いのか?という問題を考えていきます。
なぜ今回そんなことを考えるのかというと、先日の福岡の凱旋公演のチラシを見た人から「顔が恐い」という意見があったからです。
この意見はほんの1、2人の話なんですが、一人でもいるのはもしかしたら氷山の一角かもしれないなあと思ってちょっと考えてみま