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ギャンブル プライシング

フードデリバリー では プラットフォーム によって様々な 配達 報酬の価格決定方式があるが、 一昔前は 配達距離に応じての 価格決定方式が主流であった

それが 昨今では Uber をはじめ どのプラットフォームでも ダイナミックプライシングにより その報酬額を 決定する というのが主流になっている

ダイナミックプライシングというのは 需要と供給のバランスで価格が決定するというものである

需要の部分は フードデリバリーを注文されるお客様からのオーダーの数であり 、供給の部分は 配達する ドライバーの 数によって 決まると言われている

要するに 平日よりも 週末の方が 報酬の単価は 上がりやすいし、 悪天候の日に比べて過ごしやすい気候の日は 報酬の単価は 下がりやすくなる

それは 肌感でもわかる話なのであるが 、ぶっちゃけ ダイナミックプライシング の色合いが濃くなってからは 報酬額の 算出 ロジックが 見えないので 、配達報酬のブラックボックス化が 一気に加速した感じである

とても不思議なのは、 先ほど 例にあげたような 違いによって報酬額が変わるということであれば 理解 ができるのであるが、 同じ日で 全く違う 報酬額の案件が 飛び交うのは理解に苦しむ

例えば 320円の 案件が立て続けに飛んできたかと思えば、その直後にいきなり 3000円の案件が飛んでくるといったような感じである

それで実際に オファーの内容を見てみると、 320円の方は 2キロ程度の配達距離であり 3000円の方は 4キロ程度の配達距離で 飛んできたりする

このような 報酬額の算出 ロジックは全く意味不明である

だが今となっては、それを面白いと感じている 自分がここにいる(笑)

それに気づいた時、 同時に このプラットフォーマーが仕掛けた罠にも 気づいた

時すでに遅しである

ブラックボックスであることをいいことに 実は 需要と供給による ダイナミックプライシング などというものは 騒がれない程度に 価格決定 ロジックの中に ある程度は 反映をしていると思うが 、実は たまに 超高額のオファーを織り交ぜることによって 低価格のオファー を連発しても文句を言わせないという 人間の本能に 訴えた 恐るべき プライシング が実行されて いたのである

そう ギャンブル プライシングとでも 命名しよう

皆さんはギャンブル依存症という言葉を聞いたことがあるであろうか

博打には 大当たりをすることによって 脳の ドーパミンが分泌され 一種の快感を覚える

一度 快感覚えた 脳は、 また 大当たりするかもしれないという 期待によって ハズレが出続けたとしても ギャンブルにはまってしまうという アレである

Uber の配達をするものは 高額の案件を マグロと呼ぶ

たまに飛び交う マグロを追い求め 安い 報酬 案件を飛ばされ続けても 知らず知らず 配達業務を 続けているのである

先日 友人の配達員が もう320円 ばっかりだし たまに 600円が来たと思ったら 9km 走らされる逆転 案件だしさすがにもう今日はダメ やなと ぼやいていた

それを聞いた 私も だいたい同じような状況であったため 今日はもうダメかと 諦めかけていた

その時 友人に 奇跡 が舞い降りた

なんと 2件で6000円の 超特大マグロである

もちろん そこから一気に 友人は目の色が変わった

それを聞いた 私の目の色も変わった

それ以来 超特大マグロには お目にかかることはないのであるが、 今日こそはと 思いながら今日も私は「ウバオン」するのである 笑笑

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