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"意見"を言う事が苦手な私が毎日"意見"を求められる環境にいて思うこと

こんにちは!経営コンサルタントの新米秘書です。社長の側にいて学んだことを備忘録として発信していきます。

今回は「自分の意見を持つこと」についてお話ししたいと思います。このテーマを選んだ理由の一つは、「意見すること」が苦手な私が、キレキレロジカルの社長と経験豊富なコンサルタントメンバーと毎日議論する中で、少しずつ変化し、「意見」を持つことの重要性を感じ始めたからです。

意見を持つ重要性に気づいた理由を2つの観点からお話します。


1.自主的な行動と納得感が人生の幸せ時間を増やす

社会人になってから仕事を始める前大学のゼミや中高のイベントの話し合いなど、議論しディスカッションする場面は幾度となくありました。しかし、そういう議論の場面では自分の意見を持たなくても、他の人が発言する意見についてなんとなく「良さそう」「う~ん、いまいちかも」と心の中で反応している間に、議論が終わってしまうことがよくありました。自分が観客として参加してしまっているので、議論で決まったことに対しては、所有感がなく、モヤモヤしたまま誰かが決めたものに従って行動することも多かったです。

社会人になってからも、決定したことに納得感がないと、その行動自体がつまらなく感じます。しかし、どうせやるなら、一見無機質な仕事でもワクワクしながらするほうが得ですし、納得感や所有感を持った行動で満ちた人生のほうが幸せだと考えるようになりました。納得感を持つためには、議論しているテーマについてできる限り考え尽くし、時には調べたりしながら「こうしたらうまくいくのではないか、なぜなら〜〜」「こうすることはよくないのではないか、なぜなら~〜」と自分の意見を持つことが必要です。もし、自分の意見と違う方向で進んでいるのなら、納得するまで議論することが重要だと気づきました。

そうすることで、自分軸を持ち能動的に自分の人生を生きることができると考えています。友達と遊ぶときの会う場所や何を食べるかといった小さな決断、進路や仕事の選択など重要な場面でも、自分の意見を持つことで、自分の選択に責任と覚悟が生まれます。うまくいかなかったとしてもポジティブに問題に向き合い、人のせいにすることがなくなります。

2.「自分の意見をもつこと」で深く長期的な人間関係の構築できる

意見を持つことを重要だと考えるようになったもう一つの理由は、感覚的にですが深みのある人はどんなテーマに関しても、みんな自分の意見をしっかり持っている人が多いということに気づいたからです。

経営コンサルタントとして関わる方々は、お客様を含め、自分の意見や意思、哲学を持った魅力的な人が多いです。そんな魅力的な人たちと対等に話し、関係性を築いていきたいと思うようになりました。

普段の会話では、心地よいキャッチボールができればその場は楽しいですが、もっと深く相手を知り、自分のことも知ってもらうためには、自分の考えをしっかり持ち、それを言葉にして伝えることが必要だと思っています。とはいえ、私は意見を持つこと、それを相手に伝えることがすごく苦手です。特に、得意ではない領域のトピックや複雑で難しいトピックでは、うまく言葉にできなくてもどかしい思いを何度も経験しました。

そんなとき、口ごもったり黙ってしまうのではなく、「私はこう思う。なぜなら~」と伝えられるようになりたいです。そうすることで、ただ相手の意見に共感したり否定したりするだけでなく、本当の意味で信頼関係を築くことができるのだと思います。そのためにはきちんと自分の意見、軸を持って目の前の人に向き合える状態を、作れるようになる必要があります。

まとめ

「自分の意見」をもつことは、頭をフル回転させて思考体力を使い、楽ではないですが、自分の意見をもつことで自分の人生の舵を自分で切り、より豊かで充実した人生を送れるようになると思います。

これからもミーティングや打ち合わせの場面で、キレキレなロジカルの方々にひるまないよう、立ち向かっていきたいです。

続編もぜひ読んでください!


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