新たな学び方(学び)にチャレンジすることで、組織は活性化しイノベーションが生まれやすくなる!【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
学び方を学ぶ、学び続けることは、終わりがないテーマだと言えます。
○○学習法と称されるもの(個人的にはあまり好きではありませんが…w)が、次から次に出てくるのも、どれが正しいやり方ということではなく、多種多様な学び方があるという現れだと言えます。
一人で学ぶ、複数で学ぶ、身体を使って学ぶ、道具を使って学ぶ、TPOを変えて学ぶなど、様々な学び(学び方)があり、学び方を学ぶことで幅を持つことは大切なことです。
よく言われることですが、生成AIに代表されるデジタル技術が進展する中で、学び方も大きな影響を受けています。
今後も学ぶ場面において、デジタル技術が益々活用されることが予測されます。
少し気を付けたいのは、それで事が足りると、よほどのことがない限り、そこから広げるような行動が起きないことです。
何か情報を探すにしても、ネットで検索する、AIに質問することが当たり前になり、気がつけばそれ以外での探し方を知らない、わからないということが起こるのかもしれません。
提示された情報の正確性や操作性や鮮度なども気が付かない(気が付きにくい)そんなことが起こるのかもしれません。
アン・ラーン(学習棄却)が必要だと言われるのも、成功した学びに縛られると、新しい発想が生まれにくくなるためです。
少ない労力で多大な情報が入手できる環境は、非常に便利ですが、反面、新たな何かを得るいうプロセスが退化しやすくなります。
同じゴールを目指すにしても様々なプロセスやアプローチがあります。
学びも同様で様々な学び方を身に着けることで、新しい学びが生まれます。
新たな学び方が新たな学びを生み出し、また新たな学び方につながっていく…学ぶことで新たな発想・行動が生まれ、また新たな学びにつながっていく循環が出来ると、イノベーションが起こりやすくなります。
「学び」と言うと、どうしても人・個人としての捉え方が中心になりますが、組織でも同様のことが言えます。
学び方のバリエーションが少ない組織は、イノベーションが生まれにくいと言えます。
「この仕事(業界・職種)は、こうして学べばいい…」前例に捕らわれずに絶えず新しい学び方(学び)にチャレンジしてみることが、組織を活性化させることにもつながるのではないでしょうか。
<ヒューマナイズ通信 2024.02.21掲載 一部修正>
https://humanize.co.jp/
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