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話を聴こうしなければ、対立が生まれて対立が深まる~平面的なリスニングと立体的なリスニングで話を聴く 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
一応キャリアカウンセラーの端くれ(笑)でもあるので、カウンセリングを行う際に、傾聴・アクティブリスニングは、基本姿勢として非常に大切だと位置付けています。 カウンセリングに限らず、コミュニケーションを通して関係性を維持・強化していく上でも傾聴・アクティブリスニングは大切です。 傾聴・アクティブリスニングを行うには、平面的なリスニングと立体的なリスニングを意識すると効果的です。 平面的なリスニングとは、相手の言葉をありのまま・そのまま受け取ることです。 イメージと
「人手不足」を解消するカギは、人手を確保することではなく、「ヒト」と「仕事」の組み合わせを再構築すること 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
慢性的な人手不足が懸念される中で、経営・事業に必要な人材をどう調達するのか、人事の課題というよりも経営・事業運営の大きな課題としてクローズアップされることが増えています。 人手不足に関しては、以前から予測されていたこともあり、既に対応策を講じている組織もありますが、コロナが落ち着き人手不足が加速度を増す中で、対応が間に合わないという声も増えています。 自社(組織)に必要な人的資源をどう調達していくかについては、言い古された表現ですが、量的側面・質的側面、両面から検討
人材開発・組織開発のイメージ…一人ひとりが保有する才能を開花させる畑づくり 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
日頃取り組んでいる人材開発・組織開発の仕事は「畑づくり」、もっと細かく捉えると「土づくり」みたいな印象です。 見ている人が喜ぶような花を咲かせる…一人ひとりが保有する才能を開花させるためには、良質な畑・土が必要になります。 花で例えると、新卒者は、種(苗)の状態だと思いますが、採用する時、受け入れる時は、まだどんな花が咲くのかわからない、恐らく「こんな花が咲くのでは…」と手探りで進めていることが多いのではないでしょうか。 同じような種(苗)でも、一つ一つ特徴がありま
思い込みを疑いながら、思い込みを外していくためにも、相手に耳を傾けたい! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
サービスを向上させるために、「顧客に満足・感動を与えることが必要だ」とよく言われます。 顧客のことを考え、満足・感動を与えることは大切なことですが、少し否定的な見方をすると、満足・感動はサービスの受け手が“する”もので、サービスを提供する側(送り手)が“させる”ものではないように思われます。 提供する側(送り手)の意図が強すぎると、顧客(受け手)側の気持ちと離れてしまい、本来提供したかったものと実態がかけ離れてしまうこともあります。 例えば、ある顧客に評判の良かった
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記事をすべて見る すべて見る経験を積むだけでなく、経験の解釈や意味づけを増やして、より経験を豊かにしよう! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
若い人のキャリア支援を行う際に、二つのことが大切だと考えています(若い人に限ったことではありませんが…)。 一つは経験を積むこと。 よく言われることですが、経験することで、自分の向き・不向きや、好き・嫌いを考えるきっかけになります。 もう一つは、一つの経験について解釈を増やして、たくさんの意味づけをすること。 多少キャリアコンサルタントをかじっていることもあり(笑)最近は、こちらの方が大切なのでは…と思っています。 同じ経験でも学びが異なる一つの要因として、解釈
「時間をどう使うか」時間の使い方に関する、当たり前や慣習・慣例を疑ってみることは大切! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
新型コロナの感染拡大から三年が経過し、働き方が益々多様化しているように感じます。 残業についても以前に比べると、かなり減ったという職場もあれば、逆に増えたという声もあり、バラバラだと感じることが増えています。 ただ、労働時間に関する規制は今後も益々強化されることが予測される中で、今まで以上に時間と言う資源をどう活用するかは、組織運営において大きな課題になると考えられます。 残業と言うと、ネガティブなイメージがありますが、色んな方々に聞いてみると残業の捉え方も個人差
人材育成の基本は、仕事の割振り・割当て。割振り・割当を変えると組織は変わる! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
人材育成と言うと、トレーニングや教育、何を教えるのか?どう教えるのか?そんな話題が先行しがちですが、組織における人材育成の基本は、仕事の割振り(割当て)だと考えています。 組織の目標達成&働くメンバーの働きがいを実現するために、どんな仕事をしてもらうのか(どんな仕事を割振る・割当てるのか)、とても大切なテーマです。 これから、また将来を見据えて。どんな仕事を担ってもらうかが決まると、育成課題が明らかになり、育成方法が検討されることになります。 何を担当するのか(期待
便利なものが増え続ける中で、どんな風に仕事をしたいのか?悩む機会が増えていく… 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
ChatGPTに代表される生成系AIに関する話題が増えています。 実際に情報を収集する際に活用していますが、日進月歩、すごい勢いで進歩していることを実感しています。 勿論、まだまだ不正確な情報が提示されることもありますし、自分自身のイメージと違うことも多々あります。 便利ではあるけども委ねることはできない、そんな感じでしょうか。 仕事柄?研修のテキスト作成や資料作成、提案書等を作る際にも、生成系AIを使うことがあります。 コンパクトにまとめてくれるのは有難い感
「言われたことしかやならい、リスクを冒さない、失敗を恐れる」ことを踏まえ、役割を超えていく! 【Humanize Voice ~ よしつぐの独り言…】
組織デザインや組織開発のお手伝いをする中で「役割を超える」という感覚を大事にしています。 決められた役割に止まらず、組織の目的・目標の実現に向けて臨機応変に対応するにはどうあるべきか…時には役割を超えて、臨機応変に対応することも大切です。 決められた役割に固執するメンバーが増えると組織は硬直化すると言われます。 そもそも何かを実現するために役割を分担したはずが、分担したことを上手く終わらせることが目的となることもあります。 役割にこだわり過ぎると、懸命に取り組んで