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自己紹介❶

はじめまして、
アメリカNY州に住んでいるErikaです。

2023年10月から松村亜里さんが代表を務めるNYLB研究所にて
ポジティブ心理学コーチングを学び始め、
2024年4月にコーチとしての認定を受けました。

これから海外で暮らす日本人駐在家族が幸せに生きていくための
お手伝いをしていけたらいいな、と考えています。
また、学びと並行して、2022年より駐在家族向けのWebサイトでの
運営ボランティアにも携わっています。

今でこそ、やりたいことをやって、自分自身の繋がりもあり
充実している毎日ですが、
少し前まで「ここには望んできた訳じゃない。夫は仕事、子どもたちは学校や習いごとがある。でも私には何もない。今日も何もしていない。」とほぼ毎日思っていました。

ここに至るまで〜楽しかった最初の駐在同行と辛すぎた子育て

新卒で大手金融機関に入行し、営業職に従事。
結婚後も働いていましたが、夫の海外留学のタイミングで退職し、
ロンドンへ引っ越し。
それまで仕事ばかりで趣味もなかった私には、自由な時間が無限にあるロンドンでの生活は開放感に溢れていました。
毎日の新しい出会いや、興味のあることの学びが新鮮で、
充実しており、とても楽しい毎日でした。
元々海外旅行が好きで、特にヨーロッパの文化や歴史が大好きだった私にとって、ロンドン生活は夢のような日々。
紅茶やアロマセラピーの資格を取得したり、同年代の友人と外出したり、
勉強で忙しい夫でしたが時間ができると2人でヨーロッパ旅行に行ったり、と、それまで仕事しかしていなかった20代を取り戻すかのように活動的な日々でした。

でも心の片隅には「今の私は何も産み出していない。キャリアを失って、これからどうやって人生を歩んでいくのだろう。」という想いがずっとありました。


そして日本へ本帰国後、念願の第一子に恵まれましたが、
子育ては想像とはまったく違ったそれはそれは辛い日々でした。
当時夫は、深夜残業・海外出張が続く毎日で、ほぼ顔を合わせることがない
ワンオペ状態。
なかなか寝ない子どもを抱え(抱っこで寝かしつけて、ベットに置いた瞬間に起きて泣く、をほぼ一日中繰り返している状態で、あまりの睡眠不足に気絶するように眠る日々)シャワーを浴びることもままならず、
夫が出勤する前の早朝になんとか5分もらって泣きながらシャワーを浴びていたことを、今でも鮮明に覚えています。

今振り返るとそこまで完璧にやろうとしなくても良かったし、
夫なり外部なりにヘルプを求めるべきでしたが、当時はそれができなかったんです。
というよりそんな選択肢を思いつきもしませんでした。
背景にあったのは「自分で望んで出産したのだから、子育ては自分がして当たり前。そして多くの人がやっていることなのだから、私だけできないなんて認めたくない。」という見当違いの謎のプライドでした。

そんな状態だから、実母や義母、そして夫のちょっとした言葉にカチンときて、泣き出したり、闘ったりすることもしばしば。
産後うつ一歩手前だったと思います。

今こうして振り返って書いていても、まだ完全には消化しきれていない数々の出来事を思い出し、胸が締め付けられます………

「寝ない、食べない、(私から)片時も離れない」娘
(今思えば母親の私がいつもギリギリで、精神状態も最悪だったので、
その不安定さが娘に波及していたと思います)に、悩みが尽きない日々でしたが、少しずつ繋がりもでき、近くの子ども園で運よく月2回、数時間程度の預かり保育をスタートした2歳ごろ、夫のアメリカ駐在が決まりました。

日本人も多い地域、英語圏で大都市、そして楽しかったロンドンでの経験があったので、あまり心配もせず、二つ返事で行くことを決めました。
が、そこから第2の暗黒期が始まったのです。


長くなってきてしまったので、今回はここまでとしたいと思います。
アメリカに引っ越してからの話はまた次回に。




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