いぬ(音野響)

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いぬ(音野響)

愛情と笑いを肉球にはさんで生きる会社員Webライター。 変わった経歴の持ち主。 X https://twitter.com/inu_251117 【お仕事のご依頼】hellobest55@gmail.com ポートフォリオhttps://8710f01270.edire.co/

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最近の記事

#11  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 ド根性は時代に合わない  〜

パワハラ・モラハラ・モリモリブラックに勤めるオンナと、その社長爺やとの攻防戦のエッセイ。 世間ではGW真っ盛り。でも、ブッラックにGWは存在しない。なんなら土日もない。だからとて、反抗したいお年頃の40代である。 「あーーー、やすみほすぃ~~~」 口からでた本音。本心は (あーーー、やすみに副業の企画資料とか、案件応募の下準備とか、勉強とかしたーーーい) である。 でも言えない。 口が裂けても言えない。 そんな時、爺やからおどろき発言が飛び出す。 「休みなんぞと

    • #10 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 天才肌はスキップができない〜

      幼少期から神童とよばれていた社長の爺や。ある分野では天才的な才能と実績があるお方。 そんな爺やにも欠点の一つや二つはある。 あ、前回の愛犬ミーナではない。 実は…… スキップができない。 頭で判断しても、体を反射させるのが苦手らしく、 スーパー〇リオはジャンプしないで、自分が飛ぶ。 リモコンを握りしめたまま、 自分がピョーンとジャンプする。 まじか。 まじだ。 飛んでるよ、この人。 「うわっ、飛べ!ジャンプ!」 と言いながら、自分がお尻浮かしてジャンプする。

      • #9 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 どなり合いなら外でやれ〜

        金はある、名声もある、でも健康な体だけがない爺や社長。カラダがフラフラで、着ているものもジーンズとトレナー。だから、人によっては馬鹿にする輩(やから)もいる。 この爺や、実は洋服以外、身に着けているものは一級品。見る目のある人が見ればわかる。眼鏡も、腕時計も、ネックレスも、自宅にある数台の車も。。。 無形・有形資産合わせて数億円。 東京にいたころはよく 「ああ、○○のお方なんですね、今は社長さんでいらっしゃる。ただものじゃないと思ってました」 そう、爺やは見る人が見

        • #8 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜鬼の目にも涙じゃなくてプードル 〜

          ブラック勤めのオンナは、1人で何役もこなす。営業もすれば、取材対応もし、パートのおばちゃんたちに指示出しして、製造スケジュールもこなす。 少しばかりのキャリアとコミュニケーション。 言葉の選び方も、慎重なときこその、押しの言葉も用意する。 だから、爺や社長がごねる時は、最後の切り札をよく使う。 『◯◯に行ってこい!』 『◯◯しなきゃダメだ、絶対だ』 無理難題を押し付けられると、日常の業務も回らなくなる。その中には我が社のアイドル犬「みーな」の世話も含まれる。 世話

        #11  ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 ド根性は時代に合わない  〜

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          #7 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 何かを犠牲にすることも必要〜

          実は、会社には内緒で副業をしている。ライターとXのライター講師。 副業するには学びももちろん必要。だけど、普通の会社員より自由になる時間がない。三分の一くらいしかない。 だってブッラク務め、 介護だってしなくちゃいけない。 でも、あきらめるのが嫌だった。 どうしても嫌だった。 「このままで人生終わらせたくない!」 コロナ渦で、収入の不安もあって始めた副業。 WebライターとSNSマネタイズ(収益化)。 でも、楽してお金は稼げないと知る。 SNSで利益を得ている人

          #7 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 何かを犠牲にすることも必要〜

          #6 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 後編〜

          前回の続き。 「お前が冷房つけたいだけだろーが」 そう言われて、腹が決まった。 そうか、そうくるか。言っても無駄なら、態度で示そう。 声を荒ぶることもせず、ただ心の底に確固たる思いを隠した。 泣いてすがっても知らんがな。 そして、一人出勤日の日に、ソレを決行した。 いつものように早朝に出勤。今日も暑くなる気配。いいぞイイゾ! もっと暑くなれ。気温が30℃くらい超えてくれないと説得力がない。 【ソレ】は身体をはった大勝負。 でも、勝算はあった。わたしがいなけりゃ会

          #6 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 後編〜

          #5 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 前編〜

          地方は東京と違い、自然も豊か。初夏でも窓全開すれば風が通り、扇風機で充分な日も少なくはない。 そんなある日。事件は、日中の気温が30℃を超えた日におきた。 爺やは高齢者だ。高齢になると暑さ寒さが感じづらい。身体の温度調整の機能が下がり、暑くても普通の人より「暑くない」と感じてしまう。 だから、私達従業員と温度差が激しい。 困るのは、夏の猛暑日。 外はもうすぐ30℃、自然の風と扇風機だけでは間に合わない。冷風扇も一人1台購入。背中に当てるも、猛暑では意味がない。 「

          #5 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜猛暑日の攻防戦 前編〜

          #4 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 オトコの嫉妬と逆恨み 〜

          突然キレた女優A山さん。 「おまえっ!スケジュール組むっておまえがいったんだろーがっ、そこにあんだろっ!」 おや?おやおや? いつものカメレオン七変化A山はどこへやら。声を張り上げ、細い目で私を睨む。 彼の本心で言いたいことは、 (なんでこんなヤツが選ばれたんだ。製造管理はオレがやってたのに) (こいつの指示に従うのは気に食わねー) (スケジュール通り用意はしたから、あとは自分でやりやがれ) と、いったところだろう。でも、そこじゃない。論点はそこじゃない。社長

          #4 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 オトコの嫉妬と逆恨み 〜

          #3 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜オトコの嫉妬と逆恨み〜

          数年前、年上だけど部下に当たる男性がいた。肩書は「製造部の責任者」 私は営業部でかつ、全体の店長的な役割。まあ、総括だね。 オーナー社長から、一目置かれたいその彼は、 「はいっ、すぐやりますっ!」 「わかりましたっっ!」 社長の前では、兵隊のごとく即返事・即行動。報連相(ホウレンソウ)もお手のもの。キビキビ動くその姿はまるで軍隊。敬礼すらしそうな勢いだ。 ところが、社長がいないときの彼は態度が180度変わる。 「オレ、それ言われてないから知らないよ」 「おまえ

          #3 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜オトコの嫉妬と逆恨み〜

          #2 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラにはパワハラで返す 後編 〜

          昨日の続き。 社長と激論?の末、堪忍袋の尾がキレた私は、感情のブレーキが効かなかった。 バッグと車のキーを握りしめ、本当に会社を飛び出した。パートさんは事の顛末にビクビク、モクモクと仕事のフリ。でも耳だけははダンボちゃん。 そんな顔を横目にしながら、社長の罵声が背中を押す。 「おい!どこ行く!会社ダゾ!逃げたらクビだゾわかってるのかぁーー」 知らん。 もう知らん。 散々やった。 頑張った。 新規取引先の獲得も創業依頼トップを取った。社長の怒鳴りやゲンコツにも耐

          #2 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜 パワハラにはパワハラで返す 後編 〜

          #1 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜パワハラにはパワハラで返す 前編〜

          会社のオーナーは、昭和生まれの昭和オトコ。 パワハラ、モラハラ、モリモリ世代。 「うるせぇクソババァ」 「いいから言う通りにやれ!」 でも、一貫してることもある。 『荒い言葉も人のため』 怒鳴って、言うことを聞かせようとする。 よく考えると、本人に得がない。 相手がブツブツ言い訳をすると、地軸修正させるために言葉が粗くなる。 ヤ◯ザも真っ青。 つばを飛ばし、怒鳴り、机をぶっ叩く。 端からみたら堅気にみえない(笑) でも、内容はしごく真っ当。たった一代で財

          #1 ブラック勤めのオンナの逆襲 〜パワハラにはパワハラで返す 前編〜