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「雑文45599」2024年7月22日 本多裕樹

「雑文45599」2024年7月22日





今日もこうして終わろうとしている。夕刻である。しばらく文筆をしませんでした。なんとなく勇気が出なかったというのがあります。最近は、忙しくやっていました。今も、そこそこ忙しい。忙しいのはいいことなのだろう。心を亡うと書いて忙しいと書きますね。言い方が私の場合、違うのだろうか。毎日、疲れながら日々を送っていますが、それでも大事なことはしたいし、楽しみもしたい。大事なことはもちろん日々の労働も大事ですが、芸事が大事です。これは生き甲斐みたいなもので修練ですね。人間の心をしっかり整える修行のようなものです。芸事で当てて一躍成功を目指しているわけではありませんが、そのような夢を思うと心に雑念が出てきて本当に芸事に純粋に打ち込めないことはあります。10歳若ければ芸事で大成功を目指し、行動に行動を積み、成功を我が物にしようという野心も湧いたのかと思います。でも、今は、成功をあまり望んでいないかもしれません。今日できることを今日しっかりやっている感じです。それでいいと思っているので、もう、若者ではないのでしょう。あと、日々の楽しみは労働が終わって帰宅しお菓子とジュースを食することですね。本当は中年の肉体には良く無いのですが、やっぱり何か、そういうのを食べるのが慰みになっているのではと思います。そのお菓子とジュースは100円ショップで購入しています。居酒屋に毎日行く経済的余裕が無いのでそういうもので疲れを慰めているのであります。そんな経済的な余裕が無いのでそれなりの生活をし、日々、過ごしています。贅沢はやっぱりしますけど3ヶ月に一回は外食したりします。今の日本国の人はそんなに経済的な余裕ある人が少ないと聞きますし、みんな大変な中、やりくりして遊興や趣味を楽しんでいるのが現状でしょう。


 私の趣味は書画です。書画はあまりコストがかかりませんので、毎日、楽しめます。書などの字を書くのはもちろん、墨と毛筆を使って半紙や障子紙に絵を描くのが好きですね。書画は趣味であり、また修練ですね。


 修練はまた読書なども心を整えるためのチューニングなのか、楽しみなのか、趣味なのでしょうね。読書は好きですね。今、読んでいるのが、「細雪」(下)著・谷崎潤一郎、「ノルウェイの森」(下)著・村上春樹、「燃えよ剣」(上)司馬遼太郎、を楽しんでいます。

 まあ、そんな感じで日々を過ごしています。特に波風も無い凡庸な生き方です。若い頃は凡庸ではなかった気がしますが、今、年齢もすぎゆき落ち着いたのでしょう。ほとんど、人生の問題も問題意識も無いし、問題があってもそれを乗り越える体力も精神力も無いので、多分、問題があるのですが、それを逃げているか避けているのでしょう。考える力も無いので考えられない事もあると思います。20代から30代が私の人生の戦いの時だったと思います。今、大きな問題を扱えない。自然に凡夫になっていくのです。そのような感じです。


 こうした雑文もまた、今の自分の心の整理になりますので大事な事だと思いました。



ここまで、読んでくださり感謝申し上げます。



2024年7月22日 本多裕樹

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