見出し画像

イデアの考察 断片 徳について(2)

イデアの考察 断片 本多裕樹による

徳について(2)

〇 徳と言うと、なんというか愛なんじゃいか。徳は貯める事ができるし、貯蔵庫は天である。天に富を積むことができる。では、徳とは何か、それは人に知られてはならない。隠れたところに陰徳というものもある。徳を積むのは習慣化したものでもあるし、徳の可能性は運をつくることであり、運をためることにも繋がる。実際、あなたにとってめんどうなこともあろう。それを負におもいながらも人の助けをしてあげる。無料で何かしてあげる。人の喜ぶことをする。もしくは、いやな人だけど助ける。障害を持った子供の世話を懸命にして愛の灯を絶やさないで、灯し続ける。愛の火を消さない。愛を放ち続ける。なんじ光であれ。あなたは光りの存在たれ、それは徳の光りであり愛の波動である。あなたがいるだけで愛の輝きはその空間に満ちる。あなたは愛である。愛として徳を、そのあなたから漏れる光は人を幸福にして栄えさせる。それは愛の種が芽吹き草木がはえ、花が咲くころに徳は輝きだして、多くの人を幸福に導くだろう。幸福のために、愛のために、尽力し、そうしたらそれは相手を愛していることだ、愛することに生きよ。人生に愛の火を灯せ、そして愛は地上を照らす。徳は光りであるから、それは太陽や月や星々のような聖なる輝き。徳の正体は愛である。なので徳の本当の姿は愛であるなら、愛を表現する事で、徳になる。表現は知恵が必要である。その表現はさまざまであるし、おのおの違う、100人いたら100通りの愛の形があり、徳の形も違う。あなたの徳をもって光を放つのだ。愛によって徳の行いに生命を宿し光をもたらすことで徳は輝く。徳はあなたを救うことになる。運をやしなうことになる。あなたは危険からまもられ、窮地にたたされても幸運にもよきにはからってくれよう。徳は愛の表現において積む込める貯金みたいなものだ。愛の行為は何らかの形で返ってくる。自分のしたことは自分に返ってくるのだ。徳とは愛であり、愛は徳であるのだ。そういう意味で誰一人としてあなどってはならない。あなたのしたことはあなたにかえってくる。それが良きことならなにかしらいつか徳となってかえってきてあなたを守ったり高めたりしてくれる。悪いことをしたのならそれなりのことが何十倍にもなってかえってくる。これは宇宙の法則であるから。宇宙の法則は徳に作用するからである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?