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人を引っ張っていく力、人望力を身に付ける10箇条
福祉の現場で働く職業人として経験を積みかさねるなかで必要となってくるのは、所属する部署やチームをあるべく方向に引っ張っていく力である。
この重要な力を身に付けるためには、他の職員と信頼関係を築き、他の職員に『この人ならついていきたい』との思いを抱かせる必要があり、そのためには人望を集める職員として、力を付ける努力をしていく必要がある。
人望を集める力はリーダーシップを発揮する立場になれば必須の力となるが、この力を身に付ける準備は現場で働き始めた頃より始まる。
他の職員から厚い信頼を受け、いつの間にか自分の周りに後輩職員が集まってくる。そんな高い人望力を発揮する職員となるために、下記を実践していく必要がある。
・常に自分から積極的に他の職員に声を掛け、働き掛けてる習慣を身に付ける。
・常に相手の事を大切にする。先輩後輩、年齢キャリアなど関係なく、誰にでも尊敬の念を持って接する。
・話をすると楽しい職員だな、この職員と話をすると気持ちが楽になるな、と思われるよう、話が出来る喜びを表情や態度で相手に伝わるよう、示す。
・苦手意識を感じる相手がいたとしても、相手の良い所に気付いていないのだと考え、自分から話しかけるよう、努める。
・同僚や先輩職員、上司などから冷たい態度をされることがあっても、空いてをマイナスなイメージで捉えない。
・自分の思いが相手に上手く伝わらなかったとしても、どのように工夫すれば相手に正確に伝えられるのかを考え、相手のせいにしない。
・様々な世代の人と話が出来るよう、それぞれの世代の相手がどのような時代を過ごしてきたかなど、学ぶ姿勢を持つよう努力する。
・うわさや人づてに聞いた話は枝葉が付き、間違った解釈をされてるケースも少なくないため、事実を見るよう努め、うのみにしない。
・たとえ不適切な業務をしている人であっても、批判的、非難的な視点で相手を見るのではなく、何が相手をその状況に追いやったのか、その原因を突き止め、改善していく姿勢を持つ。
・一部の職員で固まるのではなく、誰とでもわけ隔てなく、平等に付き合う姿勢を持つ。
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