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【メリットしかない】勉強日記のつけ方(改良版)


※今回は3000字程度。めちゃくちゃ長いです。ですが、役に立つ勉強ノウハウを9つも詰め込みました。

ぜひ、見ていってくださると嬉しいです。



僕が勉強日記を続ける理由

日記とはすなわち、記録だからです。

僕たち人間の記憶力は、あまりすごくないと僕は思っています。

よく例に出しますが

「3日前の晩御飯を何食べたのか?」

と尋ねられて、すぐに「これ!」とは出せないでしょう。

だから、記録しておかないと、自分の成長具合を確認したり、いま勉強をするべきではないと判断することもできないです。

なので、僕は勉強日記を書き続けています。

勉強日記を改良した理由

僕は大学受験生のときから、勉強した日はずっと日記を書き続けました。

しかし、今まで改良したことがなく、ずっと同じ項目を書き続けていることで、結果が頭打ちになったり、マンネリ化していて、日々悩んでいました。

「絶対、変えた方がいいだろ」

ですが、このことにずっと悩まされていて答えが出せないままの日々を送っていました。

しかし突然、打開策は訪れました。

(23:08)

僕はすでに布団で横になって、じっとうずくまってました。(寒すぎて)

(!!!)

突然、脳内の中で勉強日記の改良版がひらめきました。

すぐさま、メモ帳を取りだし、ひらめいたことをすぐにメモ。

そこから「ああした方がいい。こうした方がいい」と自己採点をしながら、なるべく、どの人にも書きやすい日記の形式をつくりました。

旧式の書き方

旧式は基本キャンパスノートでこんな感じに

新しい勉強日記(改良版)

例を書いてみます。

シン・勉強日記

改良点について書きますと

・体調観察をグラフ化
・2~3年後の目標→1~2年後に未来予測距離を短くした
・1~2年後の目標+やりたいことの2個に追加
・1→2→3→4の順で上からTODOを書く
・集中レベルの記入
・集中レベルの平均と達成率を計算
・1日1対処
・感謝日記(ポジティブ日記)を追加
・気づきや疑問点の追加

色々とてんこ盛りなので、1つずつ解説していきますね。

1.体調観察をグラフ化

理由は単純で、グラフにした方が見やすいからです。

2.目標+やりたいことの追加

目標を2個に追加した理由は、目標喪失に陥らないためと、やる気が出てくるからです。

1つ目の目標は「いま自分がやるべき事の目標」

2つ目は「今後、やりたいと思っていることについて」を僕は書いています。

1つ目や2つ目の目標(やりたいこと)が例えば、なんらかのイレギュラーで頓挫した場合、1個しかないと目標がなくなってしまい、日々の生活に新鮮味が出なくなってしまいます。

また、「やりたいこと」が「やるべきこと」の先にある場合は、やる気が出てくるので、2つ目の目標はこれにしています。

なので、僕は2つ書いています。

3.未来予測距離を短くした

理由は、個人的に「2~3年後ってあまり想像しにくい」と思ったからです。

一番しっくり来たのが、1~2年後。これなら、ベストマッチって感じです。

ポイントは、「どのくらいの距離ならイメージできるか」です。

「4年後の未来まで、何となくだけど想像つくよ!」

と思う人は、4年後の目標を書きましょう。

4.緊急度と重要度

1→2→3→4の順で上から書きます。

例えば、明日が締切でしかも卒論の場合、めちゃくちゃ重要度は高くて、緊急度も高い。これが1です。

そして、ここで僕が迷ってしまったのは2と3です。

2は、明日の課題と考えてみる。「締切を基準」に考えれば、おのずと2→3になるはず。

4は、どちらも低いもの。一番後回しにします。

5.集中レベルの記入

これをつくった理由は、どの時間帯が一番集中できるか?を探るためです。

例えば「お腹空きすぎて、集中ができなかったのでレベル2」

「しっかり寝れたので朝から取り組めた。レベル8」

など、色々と複合的な要因は絡んできますが、10日間続けてみると、基本的に僕は午前10時から12時がもっとも集中力が高いことが明らかになりました。

このもっとも集中力が高い時間帯を明らかにした上で、さっきの重要度も緊急度も高い①に取り組む。

これが、集中レベルの記入の最大の目的です。

6.集中レベルの平均と達成率を計算

理由は、タスクの達成率と一日の集中レベルは密接に関わっているからです。

睡眠不足が2日でもあると僕は平均6が4か3になります。寝ないとダメ人間です。

だいたい集中力が低いのは、僕の場合はですが、睡眠が足りてないことが多いので、記入して計算してみてください。

7.1日1対処

以前の旧式の勉強日記では、フィードバックをものすごい数書いていました。

しかし、数が多すぎるゆえ、どれから手をつければいいか分からなくなる時がありました。

ひらめきと試行錯誤の末、考えたのは

1日1回対処するだけでいい。2回はあまりやらない方がいい。

なぜか?

脳の同時処理が可能な数は3個しかないと言われているからです。(参考文献:アウトプット大全)

勉強のことと、対処の仕方。それとあともう一つは家庭のささいな問題だったり、仕事の問題など。

2個や3個も増えたら、それは着手できないのも当然かなと考えています。

まずは、1日1対処でやってみてください。「2個でもできるよ!」という方は、ぜひやってみて感触を確かめてください。

8.ポジティブ日記(感謝日記)

これは全人類おすすめしたいです。マジで毎日ちょっとだけの時間ですが、幸せな状態になれます。

「なんか胡散臭いぞ」「宗教勧誘じゃん」

最初、これを聞いたときは、まったく同じ気持ちでした。

当時、ひねくれていた僕は「そんなはずはない」と決めつけていました。

ですが、やるのは実質無料です。

紙に書くのもよし、SNSにあげるのもよし。

SNSの場合は、オリジナルの#ポジティブ日記や#ホメ療法、#3good thingsなど、形を変えて存在しています。

当時は紙の手帳に書いてましたが、今はSNS派。


ですが、SNSにあげている人の中で、僕がもったいないと思う使い方をしている人がいます。

それは、事実だけを書いていること。感情の動きがない。


「○○をした」「○○に行ってきた」

たしかに、SNSは文字数制限があるので、致し方ないところではあります。

ですが、感情の動きをSNSに書くことで、その気持ちが増幅すると感じています。

「アウトプット(書くことや行動、話すなど)をすることで、脳の中で獣道だったものが、やがて舗装道路になり、高速道路になる」

とポジティブ日記の提唱者、樺沢紫苑先生は言います。

つまりこれは、どういうことかと言うと、「例えば悪口を言う人はネガティブなアウトプットをしているので、それが続けばどんどんネガティブになる」

逆に、「ポジティブなアウトプットをしている人は、どんどんポジティブになっていく」ということです。

僕のやり方は基本的にこんな感じで、書いてます。

やりたいと思った方はぜひ、やってみてください!

9.気づきや疑問点の追加

何かしら、気づいたことや疑問点はすぐ書きましょう。

そして、疑問点と格闘して5分で答えが出なかったら、答えを先生や講師に質問したり、インターネットで探した方が賢明です。

試験を受けている人なら、わかると思いますが、試験の中に「めちゃくちゃ難しい問題が出てきて、それに10分も使ってしまった……」なんてことがあると思います。

わからないものは、基本的に保留かすぐ調べる。聞く。

これは大事です。やってみたいと思ったら、やってみてください。

さいごに あなた好みの勉強日記を

最後に大事なことを1つ。

それはこの中のテクニックを全部やろうとはしなくていいということです。

あなたが「やってみたい」「これ面白そう」「役に立つかも」と思ったものをやること。

ポジティブな原動力は物事を続ける理由の1つになります。

ぜひ、あなたに合った、あなた好みの勉強日記をつくってくれることを願っています。

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