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引っ越し5日目から、猫が新居で安心して暮らせる7つのこと。

引っ越し等で、猫(特に成猫)が新しい環境に慣れるまでにかかる期間は、2週間ほどと言われているそうです。


今回、旦那さんの仕事の都合で片道3時間ほどの距離の引っ越しをしました。

わが家には2匹の猫がいます。そのうちの1匹が極端に変化に敏感です。引っ越す前からこの子のことを1番に懸念していました。

「何事もねこたちが最優先!」
旦那さんとそう心に誓って、実際に行動した7つのことをご紹介したいと思います。


1.レイアウトは出来るだけそのままに

元の家と比べて、新居の部屋の数や広さが変わってしまう関係などで完全再現はなかなかに厳しいかとは思いますが、可能な限り元のレイアウトを崩さないように意識しました。

わが家の場合、内見していたのは旦那さんだけだったので、その際にいろんな箇所を入念に測ってきてもらい、そのサイズ感を頼りに図面上で事前に作戦を立てました。

そして、新居に到着して何よりも先に一番最初にやったことは、猫のケージ作りです。ケージの中にトイレも置いていることもありまして、何よりねこたちが最優先なので、なりふり構わず旦那さんと二人でケージを組み立てました。

(心の声) 
新居は窓が多いし、できれば最初にカーテンをつけてしまいたい…🤣


2.使っていた布類は洗わずに

猫はにおいにも敏感なので、これまでにリビングで使っていた毛布、こたつ布団、敷物、カーテン、寝室の布団類など、ほぼ全ての布類を洗わずに持ってきてそのまま使っています。においのついている布に包まれるのが一番安心する様子だったのでそうすることにしました。

(心の声)
本当なら、心機一転一度キレイにしておきたかった…🤣


3.新調する大きめの家具は直接新居に送らない

わが家はソファだけ新調しました。場所に加えて家具まで変わっていたらびっくりしちゃうかなと思い、引っ越し前に元の家で数日使って、事前に慣れておいてもらっていました。

(心の声)
そりゃあ、新居に直接送ってしまったほうが断然ラクだよ…🤣


4.人が入ってきたときに隠れておける場所を確保しておく

引っ越し当日やそれからの数日間は、私たち家族以外の人の出入りが多くなります。そういう人たちが入ってきた場合、ねこたちが安全に待機していられる場所を各所で確保するようにしました。

ちなみにわが家の場合ですが、

引っ越し前のおうちでは、引っ越し業者さんが来る前に1つの部屋の荷物を先に自分たちで他の部屋に移動しておいて、その部屋には人が入らないようにお願いをし、トイレ、食事と水と、安心できる布を用意しました。

新居では部屋単位で用意してあげられなかったので、クローゼットの中にいてもらって、お部屋が完成してからは、こたつの中が安全地帯となりました。

(心の声)
怖い思いさせて、ほんとにほんとにごめんね😭


5.ときにはまたたびに頼る

まだ環境に戸惑っているうちは、極端に食が細くなります。あまりにも食べてくれなくて心配なときは、またたびをあげるのも一つの手です。

わが家は1日に1回と決め、1日2日はご飯に直接液体タイプのまたたびをかけていました。

特に変化に敏感なねこちゃんは音が苦手で、少しでも聞き慣れない音がすると食事の途中でもサササッと隠れてしまいます。

所定の場所で食べなくても、安全地帯に入ればまだ食べられることも。移動する場所場所についていって、本当に食べなくなるまでは様子を見ているようにしました。

無理やり食べさせたりはしません。慣れてくれば徐々に通常の量を食べられるようになります。

(心の声)
何かあったら必ず守るから、2人は安心して食べていいんだよ😭


6.気になるところはなるべく探検させてあげる

慣れてくると、段々と視野が広がり家の中を探検をするようになります。わが家では絶対に乗ってほしくない台所以外は、ダメと言わず探検してもらうようにしました。すると自然と自分たちで安全な場所を見つけてくれて、こたつの中から出てくる時間が増えました。ちなみにうちの子たちの今のお気に入りは出窓のようです。

(心の声)
玄関に降りた足で、お気に入りの机の上を歩くのはちょっと…🤣


7.出来るだけ家に誰かがいる

知らない人が入ってくるのはもちろん、知っている人が誰もいないというのも不安だろうと考えました。

できる限り、わが家では私が一緒にいるようにして、必要な買い物などは全て旦那さんが担当してくれています。

一緒にいるからといって常に目を見張るというわけではありません。基本的には自由行動で、何かあったらすぐ助けるよ!というスタンスです。

(心の声)
少しお散歩して、近所の雰囲気を確かめておきたいのだけど…🤣


大まかにこの7つです✋✌️

あとは、こまめに声をかけるようにしていました。「あともう少しだからね」「ありがとうね」「ごめんね」「体調悪くない?」など、言葉は伝わらないにしてもきっと思いは伝わっているだろうと信じて…!


これらを心がけて、わが家では一般的に2週間かかるところを5日間で慣れてくれました。

初日は、ほとんど飲まず食わずトイレも行かずという感じです。比較的環境の変化に強いほうの子ですらそんな感じでした。

その子は、2日目にはいつもの量のご飯を食べ、水も飲み、トイレも大小両方出て、走り回り、完全復活が本当に早かったです。

敏感な子の方も、3日目くらいからトイレもできて、5日目の朝にはようやくいつもの量のご飯を完食できました。


安心できるまでの期間、人間も本当に心ここに在らず状態でいろいろと大変でした。なんとかみんなで協力しあって、最初の波を乗り越えることができたところです。

これからねこちゃんと一緒との引っ越しを控えている方たちの一助になれば幸いです。


ネットなどの情報を参考に、普段の2人の性格や行動を鑑みて手探りながら考えた作戦です。

ねこちゃんによっては合う合わないなどがあるかと思いますので、あくまでも参考に、あとは普段からねこちゃん自身をよく観察することも大事だなと思います😊


私もまだまだ勉強中の身ですが、もし質問などがございましたら、ぜひコメントいただければ答えられる範囲でお答えしていきたいと思います。お待ちしています!



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