見出し画像

「きゅん」が足りてないときは、ロマンスに染まって。

今日はとある辞典を読んでいます。

芸人のカズレーザーさんが以前、よく辞典を読むと言っているのを聞いてから、今までは気にしたことのなかった辞典分野に私も興味が出てきて、それから空の辞典、海の辞典、色の辞典など、さまざまな辞典を手にとるようになりました。


今回読み始めたのは、
もう意識もしないくらい私たちの日常に浸透しきっているような言葉や事象たちを、「ロマンス」というフィルターを通して言い換えた「ロマンスの辞典」という辞典です。

正面からさらりと見たらそれ以上でもそれ以下でもない事柄が、ロマンスを通すことでなんとも言えない心のくすぐったさだったり、じゅわっともう一段階染み込む言葉のあたたかさを感じます。

辞典なので、「あ」から順番にそう言った日常じゃないような日常が並びます。

私はきゅんセンサーが敏感な方なのか、「う」の途中で胸がいっぱいになってしまい、ひと休みして今これを書いています。


朝から爆裂におなかがすいていて、冷凍のつけ麺をわしわしと食べたあとなので、口の中にロマンスに似つかわしくない魚粉のいぶし銀の香りをほのかにまとわせながら読みました。

ロマンス×いぶし銀もなかなか乙な感じで、なしではなかったです。



この記事が参加している募集

#読書感想文

189,937件

最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしければ、サポートもしていただけたらとっても励みになります😊活動の幅を広げていきたいです。