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書きたいことがないのは、実は至福なのかもしれない。

今日は、今は、突出して書きたいことがない。

うれしいたのしいプラスのことと、かなしいむなしいマイナスなことがちょうど等分で、うまいこと相殺されていて、ほどよく心がフラット。


マイナスな気持ちにプラスな気持ちが食べられてしまうことを、少し前なら「かなしい」ことだと感じていた。

プラスを喜び、マイナスを嘆くのではなく、どちらとも同じように味わえているということが、実は一番贅沢なことなんじゃないか。

苦いチョコがおいしく感じられるようになったり、酢いも甘いも楽しめるのが、きっと大人ということなのだろう。

となると、ようやくほんの一瞬でも心が大人になれたのかもしれないなと思ったら、少し口元が緩んだ。


ん。大人になれたとか言ってる時点で、やっぱりまだまだひよっこだ。

微かでも、変化を感じたことは確かだから、もう少し上手に言語化出来るようになって次のフェーズに進めたらいいなと思いながら、二度寝しちゃおうかどうか悩むまどろみの朝。



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