マインドフルネス②「今ここ」とは。
さて、今日はマインドフルネスのマガジンの中の第2番目となる内容を書いていこうかなと思います。前回『マインドフルな状態とは。』という内容を書いたのですが、今日はそのマインドフルネスを意識するために大切だと言われているキーワード #今ここ についてです。
前回と同じように使っているものはマンガでわかる心療内科っていうマンガを参考にしながら書いています。
マインドフルネスをやってみようと思った時に、よく聞くキーワードが『今ここ』という言葉なのですが、そうです。文字通り、今、この場所に集中するということです。
ちょっとイメージしやすくするために、今ここではないものを挙げてみます
・過去
・未来
・遠い場所
・他人のこと
今ここではないものっていうのは時間が過去か未来、そしてこの場所ではない遠い場所や他人のことのようです。
今ここが指しているのは現在のこの場所ということになります。
私の「今ここ」は4月25日の14時13分。自分の部屋の白いデスクの前に座り、noteを書いている。っていうところです。
現在とこの場所の意識することによって、自分を観察することがマインドフルネスの基礎です。
今ここをどうやったら意識して、自分を観察できるのか。というと、
言葉にすることです。
例えば
『今、私はナッツのはちみつ漬けを食べている。
ヘーゼルナッツの濃厚な香りがする。良い香りだな。クルミの少し苦い味がする。アーモンドを噛む時にこめかみに響く感覚が好きだな。はちみつの最後にプンっとした後味がはちみつっぽくて好きだな。』
と、思っている。
と、自覚することです。
こういう風に言葉にしながら、今実際に自分が何をしているのかを描写し、捉えるのです。そうすると普通だと思ってたこと、当たり前だと感じていたことに何か、ささやかな幸せを感じられるし、生きている実感がします。
前回も書いたのですが、人が悩む時は、大体、過去や未来の遠い場所や他人のことについて悩んでることが多く、今のこの瞬間が人生を作っているという意識から離れてしまいます。
なので、今ここを感じることは、幸福度に繋がる気がします。
ですが、
マインドフルネスをする時は、必ずしも「今幸せである」と感じなくても良くて、今の現状をありのままに受け止めるということを大事にした方がいいなと思っています。
毎日ハッピーで居られたら、とても良いのですが、
時には、落ち込んだり、不安を感じたり、嫌悪が芽生えたりします。
そういう時もマインドフルネスの姿勢で行動や、感情をそのまま描写していきます。
「自分は今、○○について悩んでいるな」
「自分は今、○○がショックで悲しいと感じているな」
と客観的に見ていきます。
ネガティブなことを、そのまま捉えることもマインドフルネスでは重要だと言われています。ネガティブなことは悪いことだ。という判断をマインドフルネスではしません。善くも悪くもなくただ受け止めるだけなのです。
ただ、観察者の目でいるということです。
自分をジャッジメントせず、
ありのままの自分を変えようともせず、
理想の自分像に自分を押し付けようともしないことです。
この観察者の目の前では、安心して正直になってもらおうと思ってます。
ただ自分がどうしてこんなに悲しいのか。
どうしてこんなに気持ちが暗いのか。
エゴや意地は置いておいて、正直に感じることを許可します。
自分で自分に安心してもらいながら、対話する感じです。
私の場合は、ネガティブなものを感じると紙に書き出すことをいています。
自分のモヤモヤとしている部分に言葉を充てることが私なりのやり方です。
書き出すことで、ネガティブなモヤモヤに形を与え、漠然とした怖さを、自分がコントロールできそうな問題点に変えてあげます。
人が不安や怖さを感じる大きな原因は、何が不安なのか、怖いのかまだ明確に自分が分かっていないこと。気持ちは焦っているのに、どうそこにアプローチしたらいいのか分からない。という状況にいることなのではないかなと思っています。
なので、その不安を言葉にし、形にしてあげることで、その状況から脱することができる気がします。
このマインドフルネスの、そのままの自分が考えていること、感じていることを受け止める姿勢が自分自身を知ることであり、
それがセルフラブにも繋がっていると思っています。
長くなったので、最後に軽くまとめますと、
★マインドフルネスのキーワード「今ここ」は、現在、この場所に集中すること。そして行動や感情を言葉で描写することで、小さなことからも幸せが感じられるようになる。ネガティブなことに対しても、ジャッジメントせず、変えようとせず、ありのままを受け止める観察者になった気持ちで自分自身を知ることが大事。
次は、その『自分を観察するという具体的な方法』を書きたいなと思っています。
おしまい。
素敵な週末を♡
2020/04/25
HINAKO
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