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速度あげよう

陸上部の後半
 先週、手動タイム、タッチダウン計測の人間の計測誤差のお話をしました。それを考慮して、しっかりと自分のタイムと向きって練習していきましょう。とは言え、球技系選手の動き出しから超短距離の強さは本物ですだから、50mまでは、タイムは出やすと考えています。体育や、体育祭でもそんな光景を目にしたことがありますね。
 100mとなると、話が変わってきます。もちろん、競技によって走る用途も距離も変わってきますが、差が出るのは30~50m過ぎてからなんです

100mのプラン
 100mにも、局面があるのはもう皆さんご存じだと思います。スタートから1次加速、2次加速、中間疾走、終盤、といった感じです。僕は100mが10秒88でしたが、10秒5~6の選手と2次加速ぐらいの加速の力が1つレベルが違うと感じます。10秒前半の選手にもなると、もう次元が違ってきますね。
 この加速力トップスピードへ繋ぐ重要な要素の1になります。球技系の選手は、この繋ぐ部分が来る頃に走行が終わることが多いと思います。そして、トップスピードを維持する点でも、球技系の選手にはあまりない局面だと思います。陸上経験者とそうでない選手が、だんだん引き離されていくのはこういったあたりが要因だと考えます。

活かす
 もちろん、例えば盗塁するのに100mのような繋ぐ必要性は高くないかもしれません。が、3ベースを打って3塁まで走る事もありますよね。繋ぐ、そしてトップスピードはここでは必要です。僕たちが最初に取り組む、走りの基礎は、このトップスピードの走り方にフォーカスしています。確かに、競技ごとに走り方は違うんですが、この基礎の走り方の理解度が重要です。ここでの動きがが変われば、加速においても間違いなくレベルが上がります。

 球技系と陸上系の動きは違う。確かにそうなんです…でも、いつまでそんなこと言ってるんですか?

すみません上から言いました 笑
いや、でも、固定概念マジでぶっ壊す

 走りの学校 講師リーダー 平坂和弘

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