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現状維持が「変わらない」「変わりたくない」という意思表明である理由

久し振りに「嫌われる勇気」を読むと「人は常に変わらないという決心をしている」とあり、確かにとうなずいた。

これまで自分が大きく変われたタイミングは何だったかを考えてみる。
・実家を出てひとり暮らしを始めたとき
・結婚して妻と暮らし始めたとき
これらのあとは、いずれも変容があった。

変わりたければ人間関係をガラリと変えるか、住む場所を変えるのが有効と言われるが確かにそうだろう。

なんらかの強制力がかかると、否が応でも変わざるをえない。

人は無意識に今の自分を維持したがる本能を持つ。

変化するのは危険が伴うからだ。

しかし今の時代、変化を嫌う方が危険かもしれない。時代の価値観が目まぐるしく変わり続けているからだ。

そういえば2023年の2月から始めたnoteの毎日投稿も、行動変容に影響があった。

習慣を変えると人生が変わるというが、コツコツ日々続けるというのも変化のために大切なことである。

この前「何もしたくない」という口癖を持つ面倒くさがりの後輩と久々に会ったら、見違えた。

彼は「危機感を覚えて行動を変えるようになった」と口にしていたが、以前と比べ精悍な表情になっていたのだ。

筋トレを継続しているそうで、ぷよっとしていた肉体も引き締まっていた。

きっと意識そのものを変容させられたのだろう。

人は常に「変わろう」「変わらないでいよう」のどちらかを無意識に選び続けている。

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