HSPは自分の声も傾聴しよう「心身の声を聴く重要性」
心の難しいのは、可視化しづらいところです。
骨折や捻挫、脱臼などの身体的な怪我が発生すると、人は誰でも自分をいたわります。
しかし、心が同じようにダメージを受けていても、それが見えないため、つい無理をしてしまうことも少なくありません。
体のダメージも、わかりやすく見える化されるものもあれば、そうでないものも…。
例えば過労はダメージの蓄積ですが、つい「まだ頑張れる」「あと少しなら耐えられる」と無理を重ねてしまうことがありますよね。
これって、体の声をも無視していることになるのかも?
『東洋経済ONLINE』で、精神科医の和田秀樹さんが、作家の五木寛之さんと対談しておられました。
年齢を重ねても変わらず精力的な活動を続けておらえる五木さん。以前は体調不良に悩まされることが多かったのだとか。
五木さんが自分の身体が発する声を聞こうとしている姿勢を知り、和田さんは次のように語られています。
健康診断のデータはわかりやすい指標なので、ある程度、参考になるでしょうが、それを妄信するのは危険かもしれないですね。
文中で「体の声を聞く」という表現をされていますが、心身の状態は一致することが多いと感じています。
身体のコンディションがよくないと、心も引っ張られて落ち込み勝ちになりますし、反対に体調が良いとウキウキ前向きな気持ちになれます。
先日、他者の言葉を聴く重要性について記しました。
HSP気質、繊細さんは、相手へ矢印を向けることがどちらかといえば得意。
相手に向けるのと同じくらい、自分が発する声に耳を傾けるというのも同じく大事ですね。
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