「弱さは優しさに擬態する!?」本当の自信って何!?
先日、ある人と会話していて「人に優しくしすぎると損をしませんか?」という質問をもらいました。
善人は搾取される、性善説だと騙されるなどという言葉は、みなさんも耳にされたことがあるかと思います。
HSPは優しく性善説の方が多いといわれています。
全てを疑わず無条件に信じ続けていれば、やはり損をする機会が多いでしょう。
対象にしっかり関心を払い、把握するというのは重要。
愛を貪る邪悪な人間にまで、優しくしてはいけません。
さて弱さと優しさはよく似ており、区分けが難しいところがあります。
僕は「弱さは優しさに擬態しやすい」という持論を持っています。
本当の優しさは、相手を甘やかすのではなく、ときに厳しく接したり、言わなければならないことを言うことも含んでいると思うんです。
以前、恩師から自信の源になっている言葉をかけていただいたという記事を投稿しました。
こちらの恩師は、厳しさも同時に持っている人で、そして自信があるから威張らないですし、平等に優しくされます。
この方がおっしゃっていた「無礼と思った人間とは二度と口をきかない」という言葉が印象的でした。
自身と良い関係を築けない相手には、シビアなのです。
これは自分軸があるからできることなのでしょう。
過去に僕も優しくしようと思って接したら、それは単に相手を甘やかして依存させているだけだった…という経験があります。
まあ共依存というやつでして、自信がないときほど、この渦にはまり抜け出すのに時間を要しがち…。
こういう悪循環に陥ると人間関係はこじれにこじれるもの。
距離感が近くなり遠慮なしの関係になると、その人の過去でまだ解決していない問題が浮上し、期待を投影されるようになります。
そして「なんであなたは思い通りに動いてくれないの!?」と、激怒されたことも複数回ありました。
愛着や生い立ちに関わる根源的な怒りは、人を飲み込み溶かしかねないマグマのようなもの。
内省し因果を考えた場合、相手を増長させる原因はこちらの行動にありました。
人間関係の断捨離を推し進めてからは、依存を目的として近寄ってくる人と距離自然にでき、好循環を起こせるようになりましたが、そこに至るまでは色々やらかしましたね。
尊敬できる恩師が数名おりますが、全員聞き上手ですし、ゆとりをお持ちですし、相手に関心を持てるという共通点があります。
せっかくこういう良いご縁をいただいているわけですから、少しでも恩師に近づきたいと思います。
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