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ワーホリ#19 カフェで職場体験 making “good coffee” is very hard 情熱はいずこ

バリスタコースは終わったけれど、ちょっと物足りなかった僕は、
先生に中国人がやってる小さなカフェ(ほぼテイクアウト専門)を紹介してもらいました。

店主に、

「お前は何ができるんだ?」

と聞かれたので、「まぁ、2週間勉強はしたけどぉ、まぁ、出来るというほどのことはぁ、何もないかなぁ、、、」(^_^;)ゞ
なんて言うわけにいかないので、思い切って、

「I can make coffee !」

と答えました。

5日間程、体験させてもらうことになったのですが、
最初は掃除から始まり、2日終わったくらいで、フラットホワイトを作らせてもらいました。

もちろん、お客さんには提供できません。
一通り終わったら、店主に、

「何から何まで間違っている」

みたいに言われてしまいました。。。(;_;)

最初の顔合わせの時に、「I can make coffee !」なんて言ったことを恥ずかしく思い、
また、店主にもバカにされているような気分にもなりました。

まぁ、実際、バリスタ(コーヒー職人)として、店を経営している人からしたら、
ひどいものだったように思います。

恥ずかしい話、コースの中で、疑似店舗をしている時などに、
正直、「結構オレやれるんじゃない?」なんて、思っていたところもあったりしたので、
割とショックでした。(苦笑)
(だからでしょうか、コーヒーチェーン店の学生バイトに厳しい視線を向けるのは)
あと、先生の顔に泥をぬったみたいな、そんな感じもして、申し訳ない感じもありました。

やっかいだったのは、人によってやり方が違う、ということです。
学校で教えてもらったやりかたと、店主のやり方が違うのです。

店主には、
「俺がやってるのをよく見て覚えろ」的なことをよく言われ、
直接教えてもらったことは、あまりなかったと思います。

ただ、奥さんの方は、手取り足取り、というほどではないけど、直接教えてくれました。

最後に店主に言われたのは、

「Making coffee is easy. But making “good coffee” is very hard.」

そして、

「君がもしバリスタになろうとするなら、もっとお金や時間を使って勉強した方がいい。
 もっと情熱を持って」

情熱、という言葉に、どこか後ろめたさを感じました。あまりなかったからです。
そして、バリスタに限らず、それをなかなか持てない、ということに、今も悩んでいます。

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学校で作ったフラットホワイト
濃いめが好きなので、ダブルショットでよく作っていました。

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