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面接が圧倒的に優位になる科学

面接が苦手という方はとても多いです。

特にHSPさんは、その場の雰囲気、周りの人や面接官の表情や視線、上手く話せるかという心配など、いろいろなことを敏感に感じ取ってしまって余計に不安になってしまい、面接がとても苦手と感じる人は多いと思います。

しかし、面接が圧倒的に優位になる知識を知っていたらどうでしょうか?

自分の印象を最大限まで良くし、面接官の心理を操り、面接時に気をつけるべきことを知っていたら?

気持ちが楽になり、面接が上手くいくと思いませんか?

今回はそんな科学的に面接が圧倒的に優位になる方法を解説していきます。


そもそも面接では、受験者の人柄や業務をこなす能力、学識、コミュニケーション能力、それらの総合的なバランスなどいろんな能力を見ていると思っていませんか?

それらはすべて勘違いで面接官にそんな能力はありません。

面接する人は、単に好感度だけで合否を決めています。

実際にその人が有能かどうかとは関係なしに、「どれくらい好感度を与える人間か」によって面接の結果は決まるのです。

これが心理学者や社会学者による実験の結論です。

つまり、好感度を作ることができれば、面接で圧倒的に優位になり、望んだ企業に入れる可能性がぐんっと上がります。

では、面接が優位になる好感度はどうやって作ればいいのでしょうか?


1.ハロー効果をまとう

人間には、目立つ1つの特徴によって、相手の全体像を想定してしまうという思い込みがあります。

逆に言うと、人の評価は際立った、たった1つの特徴で決まってしまうのです。

これが、「ハロー効果」と呼ばれるものです。


例えば、僕は国際のIQテストで世界人口の82%よりもIQが高いという結果を持っています。

これだけ見れば、なんだかすごそうな人だなと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし実際は、EQがとても低く、コミュニケーション能力や感情のコントロール、努力し続ける能力がかなり低いため、総合的に見たら人より劣っている場面がとても多いです。

ですが、面接においてはIQが高いということをアピールすればハロー効果で高評価を得ることができるのです。


ではなぜ、ハロー効果が生じるのでしょうか?

それは、人間の認知能力には限界があり、相手の全体像を見ること、その上で総合的に評価することはまず不可能だからです。

つまり、面接で志望者の能力を総合的に判断するのは人間にはほとんど不可能で、進んでハロー効果を身に付けることによって、高評価を得ることができるのです。


ハロー効果を身に付けるためのポイントは、なるべくわかりやすい特徴であるということ。

例えば、日本語と英語とイタリア語を話せるトリリンガルの人がいたら、語学力と仕事ができるかどうかとは関係ないにもかかわらず、できる人というイメージを持つのではないでしょうか?

「トリリンガルである」というわかりやすい特徴があるだけで「すごい」と思われるのです。

なので、自分の特徴を見つける、あるいは作る際には、わかりやすさを最優先することが大切です。


2.知性を作る

面接において知性がある人の方がそうでない人よりも好感度を持ってもらえるというのは容易に想像できると思います。

知性がある人の方が仕事ができるというイメージを皆持っているからで、高学歴の方がいい企業に入りやすいのも知性があると思われるからです。

つまり、知性を作ることができれば面接において有利になります。

ここでは、知性の作り方を3つ紹介していきます。


①視線

話すときに相手の目をよく見て話す人、話さないときでも相手とのアイコンタクトの回数が多く、時間が長い人は、実際に知能が高いということがわかっています。

なので、面接で知性的に見せたい場合は、話すときに面接官の目をちゃんと見て、話を聞く側にまわったときも、面接官としっかりアイコンタクトをとることを心がけてください。


②話し方

テンポ良く、大きな声で話す人は知性的な印象を与えることができ、実際に知能が高い場合が多いことがわかっています。

特に大切なのはテンポです。

普段から論理的思考、論理的な話し方ができているからこそ、テンポを自分で作る余裕があるのです。

そして、頭がいい人でも、話し方のテンポが悪いと「頭が悪い」と誤解されてしまうこともあります。

さらには、テンポが悪いと話は聞きづらくなり、記憶にも残りにくくなってしまいます。

だからこそ、面接でテンポ良く、大きな声で話すことのメリットは大きいのです。


③顔立ちを良くする

人は顔立ちが美しいほうが知性があるように見えるということがわかっています。

そんなのはどうにもならないよと思うかもしれませんが、事実なので仕方ありません。

ですが、顔立ちを良くすることは可能です。

顔立ちが美しいほうが知性が高く見えるという場合の「美しい顔立ち」とは、具体的に言うと左右対称に見える顔のことです。

つまり、左右対称になるようにメイクをすればいいのです。

女性の場合は、もともとメイクをしている人の方が多いと思いますので、面接の時にはさらにしっかりとメイクをしましょう。

男性はメイクをするという人はまだまだ少ないと思いますが、面接で知性的に見られたいという場合はメイクをしてしまいましょう。

実際、1960年のアメリカ大統領選挙では、専属のメイクアップアーティストをつけたケネディはテレビ討論の印象でニクソンに大きな差をつけて勝利しています。

ニクソンはテレビ討論の後にようやくメイクの重要性に気づき、メイクアップのスタッフを付けたといわれています。


3.心理テクニックを使う

面接で説得力を出し、好印象を与えるテクニックに次のような3段階でトークを展開する方法があります。

①初頭効果

②両面提示

③ピーク・エンド・セオリー

この方法は、面接だけでなく、プレゼンテーションや営業にも使える説得の基本的なテクニックで、身に付けることができればその効果は絶大です。

それぞれ説明していきます。


①初頭効果

人間は、最初の印象、初めに入ってきた情報をその後の判断基準にします。

つまり、最初に話したことは強く頭に残りやすいのです。

そこで、面接の最初はポジティブな話からはじめるようにしましょう。

自分の得意なことや強みを最初に話すのです。


②両面提示

しかし、いいことばかり言っていると「うまい話ばかりでは信用できない」と相手は警戒してしまいます。

そこで、両面提示を使って、いい面だけでなくネガティブな面をあえて見せましょう。

それによって、「この人はなんでも話してくれる誠実な人だ」と信頼してもらうことができます。

なので、面接では苦手なことや欠点など、ちょっとしたマイナスの部分を話すようにしましょう。


③ピーク・エンド・セオリー

最後の段階で使うのが、ピーク・エンド・セオリーです。

これは、行動経済学者のダニエル・カーネマンが提唱したら理論で、人間の記憶は感情が最もピークになった点と、その出来事がどう終わったかによって決まるというものです。

ピークの部分は、相手の感情を読み、感情のピークを見定めないといけないため、とても難しいです。

つまり、面接官の記憶に残るようにするためには、エンドの部分に力を入れればいいわけです。

話の終わり、面接の終盤に自分の1番の「売り」をアピールしましょう。


まとめると

①最初はポジティブなことを言って、「初頭効果」で良い印象を与える

②あえて自分の弱みを見せて、両面提示で信頼を手に入れる

③ピーク・エンド・セオリーで、自分の1番の売りを最後にアピールし、良い印象を残す

となります。


4.面接官に注目する

最後のテクニックは、面接の相手である面接官に注目することです。

面接官が男性の場合、心理学的に見ると、男性は容姿端麗な人、スタイルがいい人を採用する傾向が強いことがわかっています。

そして面白いのが、面接を受けるのが男性であっても同じということ。

男性の面接官は男性でも女性でも、容姿端麗な人を採用しやすいのです。


これに対して、女性が面接官の場合、面接を受けに来た女性が美人であればあるほど、女性の面接官の評価は厳しくなり、採用しにくくなることがわかっています。

ある調査では、女性の面接官は、相手が美人だと42%ほど評価が厳しくなるそうです。

ということは、男性が面接官の場合はメイクなどで容姿を整え、自分が女性で、面接官も女性であることがわかっている場合だけは、少しさえないくらいか、従順に見える程度に調整することが面接官を攻略するコツです。



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