ステーキレストランチェーンを運営する株式会社ブロンコビリーの財務諸表(第43期第1四半期)を見てみる

今回は「ブロンコビリー、純利益47%増に上方修正 24年12月期」という記事が目についたので、株式会社ブロンコビリーをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年12月31日)が、146億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)は、150億円と増加しているので、稼いでいる。当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)の負債合計(39億円)と純資産合計(190億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)が、2億円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)は、7億円と増加しているので当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、外食業界において、アフターコロナにおいて客数が順調に回復する中でも、食材価格や労働力不足による人件費上昇など、厳しい状況は依然として続いている。こうした状況下、当社におきましては原料の調達幅を広げ、数量限定での高品質なお買い得ステーキの投入を加速させ、また、全店展開中の季節感を感じる贅沢スープのメニュー改定など、引き続き高付加価値商品の魅力を提供することでディナー集客の改善に努める。そして、お客様へ提供する商品サービスの品質維持にもっとも重要な主力のパート・アルバイトの雇用維持に努めることで、客数の回復にも状態を維持しながら営業。さらに、子会社の株式会社松屋栄食品本舗で製造を本格稼働した店舗向けソース・ドレッシングなど、ご家庭でもブロンコビリーを味わえるように、ソース・ドレッシングのブロンコビリー全店店頭販売に加え、中部地区の一部量販店でも販売開始。また、販促面では自社アプリに登録してもらうお客様の数を増やし、季節イベントを通して新規顧客並びにコア顧客層の再来店を促す取り組みを強化し、着実に実績を積み上げる。これらなどの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は65億27百万円(前年同期比15.7%増)、営業利益は7億77百万円(前年同期比161.8%増)、経常利益は7億93百万円(前年同期比152.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億27百万円(前年同期比180.3%増)。といったことが書かれている。


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