米農業での気候変動克服の仕方やコメ現物市場開設などのニュースの感想

トウモロコシの身長低く 米農業、テックで気候変動克服。これは面白い。トウモロコシの背丈を低くすることで、作物が倒伏するリスクを冒さずに、田畑に多くの植物を植えることができ、費用効率が高いが高いというのは評価できる。(参照:How Thinking Short Could Help Sustainably Weather Climate Change)。

コメの取り引き「現物市場」開設 価格決定の透明性に期待。需要と供給の話だが、今までコメをオープンな形で取り引きする、現物市場がなかったのが疑問ではある。今後は現物市場での取り引きが活発になることも予想され、農家が人気の高い品種の生産に取り組むようになると考えられているが、果たして「農家の人たちは生産的なのだろうか?」という疑問が湧いてくる。なぜかというと「農業が長時間労働なのは「生産性」の考え方がほぼないから年3,000時間の労働を削減した、農業起業家のビジネスモデル」という記事が公開されており、この中では農業系の学校では栽培方法などは教えてくれるが、生産性のあげ方や収益を上げる方法などについては教えてくれないようなことが書かれているし、農家の人たちは栽培で手一杯と感じているからだ。

「どんな障害者でも、とにかく受け入れてしまう」グループホーム大手運営会社 事業拡大を優先、報酬高い重度者に狙い…現場で起きていたことは。この記事を読んで考えるのは、まず事業成長と利益追求の対立。「恵(めぐみ)」は急速な事業成長を遂げましたが、その拡大戦略は利益を追求することと対立していること。経営陣の主要な目標が「お金をもうけて、上場すること」である一方で、適切な支援体制を整えずに重度の障害者を受け入れることが報酬の高さから行われている。ここでの本質は、福祉事業としての責任と利益追求とのバランスをどのようにとるべきかという倫理的な問題であること。次に制度と監督の不備。厚生労働省がGHの質を担保するための仕組みを設けていましたが、その仕組みには強制力が不足しており、事業所指定の要件を満たせば開設できてしまったという指摘がある。本質的な問題は、制度が設立されるだけでは不十分で、効果的な監督と規制が不可欠であると考える。次に適切なスキルとトレーニングの欠如。拡大戦略の一環として、経験や知識のないスタッフが増加し、適切な支援が提供できない状況が生まれている。この問題の本質は、障害者の支援に携わるスタッフには適切なスキルとトレーニングが必要であり、これらの要件を無視することが深刻なリスクをもたらす。 経験や知識のないスタッフが増加したことなどで、虐待や不適切なケアが報告され、これらは利用者の人権と安全を脅かす重大な問題となっており、利用者の権利と尊重が常に最優先されるべきであり、その確保がどのように行われるべきかを、障害者の支援と福祉事業の運営する場合は考えなければならない。

コンビニ業界初 ファミリーマートが荷物の発送もできる自社ロッカーを一部店舗で設置。宅配便などの荷物の受け取りだけでなく発送もできるというのが良いと感じた。再配達のした場合に時間通りに受け取れない人も多く(https://sdgsmagazine.jp/2023/04/27/9798/)いるので、置き配を利用している人もいるかと思うが、マンションなどによっては置き配を禁止しているマンションなどもあるので、その場合はこのようなサービスは助かる。あと、コンビニエンスストアの数は全国でみると都心が多くて地方が少ない傾向がある(https://uub.jp/pdr/m/c.html)ので、地方であってもこのようなロッカーのサービスを普及させてほしいところではある。

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