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生活習慣が乱れて救急車に運ばれるまでのヒストリー2

『まとまったお給料が口座に入った喜びを覚えていますか?』

大学を卒業したばかりの社会人が、1ヶ月分のお給料として大きなお金を頂くのはあまりにも嬉しかった。

親に感謝を込めて初任給を渡す方、プレゼントする方もたくさんいらっしゃると思いますが、まとまったお金を手にしたブタはエステにベットするのでした笑

紙パンツと紙ブラにされ、ポラロイドカメラから出てきた憎き下半身デブの自分のを見つめて、私は美しくなってモテると心に誓いました。

エステの指導は普段の食事制限にも厳しくチェックが入り、お昼はキャベツのみ。(また始まった笑)よく噛んで食べていたものの、食べ盛りの真っ最中の私には当然物足りず、せめてものドレッシングをたっぷりとかけてお昼を凌いでいました。

エステの日になると、紙パンツ&ブラになり豚の毛の専用ブラシで全身ブラッシング。これが血流が良くなるマッサージというのだが、豚の毛がなかなか痛い。その後、ミニサウナで汗を流し、全身アルミシートに包まりながら下半身の脂肪を専用マシンでゴリゴリにされる。(無論耐えられるはずがない笑)

普段代謝が悪く汗が出にくい私でも、かなりダラダラになり、凹んだお腹を見ては満足していた。ただ水分が抜けただけとは知らず。

終わった後は、いつもフラフラしていた。
元々低血圧で、上は100もないし、下は50もない。朝は起きるのが苦手で、エンジンがかかるのに時間がかかる。できればお昼まで寝て過ごしたい人だった。













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