2024年10月6日J2リーグ3試合DAZN観戦の感想

J2リーグはJ1やJ3と比べて少し消化が早く、昨日今日で第34節を消化しています。そしてJ1昇格争いの行方も今年は例年より早く決まりそうな状況で、今節の試合結果によっては、J1自動昇格の2位以内を首位の清水エスパルス、2位の横浜FCが決まります。

日刊スポーツの記事の引用となりますが、

清水が6日に2位以内のJ1自動昇格が決まる条件は以下の2つだ。
(1)清水が水戸に勝利し、3位V・ファーレン長崎が大分トリニータに引き分け以下。
(2)清水が水戸に引き分け以上で、3位長崎が大分に敗戦。
また、2位の横浜FCも6日のホーム鹿児島ユナイテッドFC戦(午後2時開始、ニッパツ)で以下の条件ならばJ1自動昇格が決まる。
(1)横浜FCが鹿児島に勝利し、3位長崎が大分に引き分け以下。

ということで、いずれもにしても長崎が勝てば今節でのJ1昇格確定は決まりません。

この3チームの試合はいずれも本日14時キックオフ。特に長崎は親会社のジャパネットたかたが街ぐるみのスタジアムシティを建設し、そのお披露目ゲームでもありますので、何が何でも勝ちたいところでしょう。

清水は昨年プレーオフで屈辱を喫した東京ヴェルディがJ1で健闘していることや、初昇格の町田が優勝争いしているのを複雑な思いで見ているかも知れません。

この3試合が同時間開催ですので、DAZNでの同時視聴は無理かと思いましたが、DAZN Freemiumで長崎戦が対象なので、清水の試合と横浜FCの試合は普段のDAZNアカウントで、長崎戦はFreemiumのアカウントで同時に見ることが出来ました。

久し振りに3試合同時視聴していますが、DAZNでは「このままいくと・・・」が出ないんですね。あれはNHKのみだったか。

試合展開としては、16分に横浜FCが小川のゴールで先制。

22分、一瞬の隙から清水がまさかの失点。昨年最終節で清水をプレーオフ送りにした水戸がまたも清水の前に立ちはだかります。

24分、相手GKのパスミスを逃さず、長崎がピーススタジアムで最初の得点をゲット。得点者はクルピ時代のガンバにいたマテウスでした。

33分、さらに長崎がCKから2点目。今日の昇格決定は無さそうです。

38分、水戸の中島が右サイドからのクロスを合わせて2点目ゲット。水戸はシュート2本で2得点と超効率的なサッカーで清水を押しています。今日の清水の昇格決定もやはり無さそう。

三ツ沢はホームの横浜FCが1点リードのまま前半終了。
K'sスタはホームの水戸がポゼッション率以外では清水を圧倒して2-0で前半終了。
ピースタはホームの長崎がこけら落としにふさわしい内容と結果で大分にほぼチャンスを作らせず2-0で前半終了。

このままいくと、今節の昇格決定は無し。横浜FCが首位に立ち、清水と長崎の差が9ポイントに縮まります。

後半開始から当然ですが清水が2人交代で動き、あと大分も交代したので、2点リードされているチームが選手を入れ替えてきたことになります。

そして後半開始直後、秋葉監督の采配が早速的中し、タンキへのロングボールが2連続で成功して2回目で北川にアシストを決めて清水が1点差に追いすがります。

また、再び大分のバックラインでのパスミスを奪った長崎がこちらも早い時間にゴールを決め、3-0とほぼ試合を決める形になりました。

攻め立てられる水戸が56分に3枚替え。これで水戸は落ち着きを取り戻しました。逆に清水はもう一回、スイッチを入れねばならなくなりました。

82分、こちらも元ガンバの矢島が果敢にシュートを仕掛けていましたが、遂にそれが実り、鋭いシュートが相手選手に当たりながらもゴールネットを揺らして同点に追いつきました。

89分、大分が1点を返しますがまだ3-1。

93分、長崎が4点目を決めて勝利を確実なものとしました。新スタ初戦としては申し分ない結果ですね。

3会場で最初に終わったのは三ツ沢で、前半の1点を守り切った横浜FCがこの時点で暫定ながら首位に立ちました。

次いでK'sスタが終わり、水戸と清水が死闘の末2-2で終了。清水は2位に後退。

4発のゴールでこけら落としを飾ったピーススタジアムは、長崎の快勝で終わりました。3位キープで清水との勝ち点差は残り4試合で10ポイント。まあさすがに清水の2位以内は確実でしょう。清水が2分2敗、長崎が4連勝でようやく同勝ち点ですから。

長崎は3位だと昇格プレーオフに回りますが、J1のサポーターとしてはこの素晴らしいスタジアムを持つ長崎に上がってきてほしいところです。

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