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独立起業をしたいと考えているけど、そもそも会社とは?どんなメリットがあるの?

大学時代の友人や社会人になってからの繋がりで知り合った方からも会社を設立しようと思ってるんだけど、と言った話をすることが増えてきました。
独立企業を考えている人の中で会社ってそもそもどんなものだろう、という基礎的なところから知りたいなという人に向けて書いています。

会社はどのような歴史的な背景で成立したか

そもそも「会社」がどのような歴史的な背景で成立したかご存じですか?
株式会社の発祥は1602年にオランダで設立された東インド会社だと言われています。航海をしてうまくいったら香辛料(胡椒)を入手できるけど、金がない。金はあるけど、美味しく食事をするための香辛料(胡椒)がない、といったニーズが合致した結果、株式会社が誕生したそうです。一言で誤解を恐れずに伝えると、「会社」はお金持ちがリスクを減らして最大限のリターンを得るために作った仕組みだといえるかもしれません。

会社を持つメリットは社会的な信用をつけること

総務省と経済産業省による令和3年の経済センサス-活動調査では、日本には約178万社の会社が存在します。従業員10以上の企業を数にすると、約44万社にのぼります。それだけの数、会社を設立して事業をする社長が世の中にいるということになります。

会社の設立を考えている方にとっては、個人事業主としてまずスモールスタートするという選択肢もあるかもしれませんし、すでに個人事業主の方もいるかもしれません。

個人的に会社を持つメリットは、社会的な信用信頼をつけることにあると考えています。節税効果が得られたり、責任の範囲が有限責任になるという点もあるのですが、会社経営を通じて信頼残高を積み立てることができることで個人で仕事をするよりも、会社を設立していることにより使いこなせる資本主義社会のルールや仕組みが格段に増え、その結果、より社会的に意義のある仕事ができる幅が広がるという可能性を感じています。

会社を設立するメリット
・節税効果が期待できる
・社会的な信用を得やすい
・資金調達の方法が増える
・決算月を自由に決められる
・有限責任になる
・事業承継がしやすい

https://vs-group.jp/tax/startup/media/establishment/8294.html

その先にどうしていきたいのか

正直、メリットもあればデメリットもあります。金銭的な負荷や事務的な作業の煩雑さ、法的な知識や税制への理解を深める必要性があったりと面倒だと感じることも多々あります。今までもありましたし、きっとこれからもあると思います。(最近だとインボイス制度など)

恩恵を受けるためには、それ相応の準備と作業量にコミットして、期日内ににテキパキと進めていく必要があります。
会社を設立したから社長になるというよりは、すでに社長として準備に取り掛かり仕事を推進しているので、会社というハコができて肩書きが追いついてくるのではないかと先輩経営者をみていて感じています。

会社を設立すること自体は目的ではなく手段だと思うので、その先にどうしていきたいか?という目的地を決めておくことが大事だと思います。

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