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中小企業の9割が知らない、内定辞退を招く3つの理由を教えます!

面接が終わった後に必ず辞退されます。
一体どうしたら良いでしょうか?

ただでさえ、応募が少ない時は
せっかく面接に来てくれたのに
直ぐに辞退されたらショックですよね?

今回は、
中小企業の社長や人事部長は必見!
面接後の辞退を一発で解消する
テクニックについてご紹介します。

その方法とは?

社員の誰かに(本番同様の環境で)
模擬の応募者体験をしてもらい、
感想をヒアリングすることです。

ちょっとピンと来ないですよね。

最後まで読んで頂ければ
腹落ちすると思いますので
ご安心ください。

前回の話の続きとなりますので、
もしまだの方は以下もご覧ください。

ではまず、
前回ご紹介したチェックリストを
振り返ってみましょう。

  • 採用面接会場が汚い、または雰囲気が悪い

  • 面接官が自分の役割は「見極めることのみ」と勘違いしている

  • 応募後、求職者の体験の中で志望度が高まる仕掛けがない

上記にまつわる
代表的な失敗事例とそこから学べる教訓を
お伝えしたいと思います。


①面接会場の問題

貴方の会社では、
面接会場を自社の事務所の一角や
応接室を使っているでしょうか?

よくある間違いの事例
◇社内で誰かが怒られている声が聞こえる
◇休日や時間外に面接に来たら人が大勢いる
◇整理整頓、清掃ができていない

これでは入社したいと思いませんよね?

おススメしている方法

(会場が社内の場合)
入口から面接会場へ行く動線では
社内の様子を見せない。
面接の間に社内でアナウンスをする。
その後、職場を案内し、みんなで挨拶をする。

(会場が社外の場合)
なるべく綺麗な会場を選ぶ。
職場と離れている場合は
職場のPR動画等を用意して雰囲気を伝える。

応募者目線をぜひ意識して検討してみてください。

ただし、
表面上の見せ方だけ良くするのではなく
労働環境の改善は
人事の永遠のテーマと心得ましょう。


②面接官の問題

地方の中小企業に多くみられますが
致命的な失敗事例として。
圧迫面接をしている会社があります。

そんなことでは
ストレス耐性は見極められません。

ストレス耐性とは、ハプニング対して
冷静な対応が出来る事ではありません。

(そういう要素も時には必要ですが…)

本当のストレス耐性とは
自身が仕事の壁にぶつかった時に
粘り強く乗り越えていけるかです。

ストレスの意味をはき違えてはいけません。

このような面接手法は、応募者から
質の悪い会社として逆に足切りされます。

また、
SNSで悪評が立ち、
企業ブランドを傷つけることになるため、
絶対にやめてください。

確かに、
問題児になりうる人を見極めたい
過去の苦い経験から、
間違った採用を避けたいといった
要素があることでしょう。

その気持ちは十分に理解できます。

しかし、
応募者の気持ちを無視した対応は
面接後の辞退に繋がっている事も
また事実なのです。

ここからは、一つの参考事例として

話し方一つで印象が変わる
採用面接の質問事例をご紹介します。


よくある間違いの質問

◇当社に応募した志望動機は何ですか?
◇貴方はこの会社で何が出来ると思いますか?


おススメしたい質問

◇当社を選んで頂いたキッカケを教えてください
◇当社は〇〇の会社で〇〇を目指しています。
 貴方がこの会社でどんなことを実現したいですか?


印象が変わったと感じましたか?

ポイントは
視点を企業側から応募者に変えるだけで
随分と印象が変わります。

求職者ファーストを常に意識する

これによって、
話し方、所作、メールや電話の対応一つが
出来ている会社とそうでない会社で
明確な差が出てしまうのです。

従って、採用活動の改善とは
目先の手法やテクニックの追求ではなく、
社内の意識の統一や面接官の教育等
改善するべき点は多岐に渡ります。


③応募者の志望度が高まる仕掛け

以前もご紹介したように、
応募者は選考過程の途中で感じた
プラスの印象の積み重ねによって

入社の意思を決定していきます。

だから、
会場の環境が整っていないとNG
圧迫面接はNG
見極める面接だけではNG
と言いたいのです。

各選考過程における
◇応募から選考までのメールのやり取り
◇採用面接の場でのアピール
◇選考後のフォローの仕方

等々を意識する必要があり、

スピード感丁寧さその他気付き
模擬の応募者体験を通じて
フィードバックしてもらうと効果的です。

好事例としては
ナーチャリングといって
マーケティング手法の一つですが

応募者の入社意識を向上させる目的
定期的に情報提供をし続ける手法があります。

具体的な事例はまたの機会にしますが、
採用面接やメールの中でも
情報提供は対応可能なことですので
ぜひ意識して組み込むことをお勧めします。


如何だったでしょうか?

応募者体験(CX)を良くする取り組みが
採用活動の中で重要であることが
ご理解頂けたでしょうか?


今回はGWの特別企画として
内容的にも非常に重要なお話でしたので
ボリュームは2倍でお届けさせて頂きました。

貴方のお役に立つテクニックを
今後もご紹介し続けますので、
ぜひ応援をよろしくお願いします。

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