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St. Elmo’s Fire、かえりみる気持ち

セントエルモスファイアーという映画をレンタルビデオ店で探してきた。

よく聴いているバンドの男の子が彼らのサイトで触れていた作品。

1985年、アメリカはワシントンでの話なのに、どの子の気持ちも他人事ではなく理解できた。私もその中にいるような気がした。

大学をでて就職してから年月が経つ。
昔は良かったよねと言いたくなる、
仕事に関して周りの大人のしていることが納得できないし理解できない、
まだまだ自分唯一でできることやなれるものがあるって信じてる、
本当は助けてほしいけど言えなくて、自分でも助けてほしいことに気がつかなくて、見栄や虚勢をはってやり過ごす。周りからは展望のない人だと思われる。

LeslieやDaleの恋愛にまつわるシーンが印象に残る。
当の本人は不安でたまらないのに、周りは"私"が同級生と結婚する将来を信じて疑わない。相手も結婚したいと言ってくれてみんなの前で宣言までしていた。
彼女たちの気持ちが置いてけぼりにされたままの片想いをされている。
もっと話して、生活をみて、中身を見てから好きになってよ。

これまで自分が選んでしてきたと思っている
進路、恋愛、人間関係への
いきどおり、あきらめとか一気に考えて、観たあとあーー!って膝を叩きながら部屋に転がる、わたし。

後ろを振り返るつもりではない。
どうしたらもっと良くなれる?自分に胸が張れる?

DVDの赤いパッケージ。
今年もクリスマスが近づいている。来年はすぐそこだ。どんな私になれるか。

#映画 #感想文 #エッセイ #つれづれ #恋愛 #音楽

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