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【確認必須】Indeedがまたロジック変更?有料掲載が知らない間に非表示に!

HRチャンネルの澤田です!

今回は、今まさにIndeedで起きている、大事件についてお話をしていきたいと思います!動画でも解説していますので、下記youtubeもご覧ください!

結論から言うと、サイト内重複と判定された求人案件が、有料掲載に読み込まれずIndeedから続々と非表示になっています!

弊社で管理しているアカウントでも、数件~数十件と差はありますが掲載が落ちてるサイトが多数あります。察するにサイトによっては、おそらく1000件単位で掲載が落ちているサイトもあるのではないかと思います。

Indeedは単純に求人件数が成果と直結するため、読み込まれている案件が少なくなると、有料掲載の効果が悪くなる可能性があります。もちろんIndeedに掲載されていると思っていた案件が、実は掲載されていない、ということも起こり得ます。

今何が起こっているのか?なぜ起こっているのか?そしてこの現象に対してまず我々はどう対処すべきなのか?私の推測と意見をお話していきたいと思います。


今起こっている事象について詳しく分析してみる


まずは今起こってる事象について、分析をしてみましょう。基本的にはサイト内で重複していると判断されているサイトが、掲載から落ちていると思われます。

そもそも規約上NGですが、求人案件を複製して水増ししているものは、ほとんど非表示になっていると思われます。

今までは重複案件だとしても、有料掲載は表面上は読み込まれていました。実際は広告は表示されにくい、というのはあったかもしれません。

ただ、基本的に有料掲載なら案件は読み込まれて表示されるという認識でしたが、今回で完全に覆ったということになります。

なので、原稿を複製して水増しをしていたようなサイトが一番影響を受けている状態であり、まじめに原稿の複製をせずに掲載しているサイトほど、影響は少ないと思われます。

むしろ成果は上がるかもしれません。

ここまでなら、まじめにやっているのであれば問題ないと言えるかもしれないのですが、困ったのが「Indeedさんのロジックで重複判定された原稿は非表示になる」ということです。

弊社で確認したところ、夜勤の募集と日勤の募集で分かれていて、私の主観ですが、別の求人と言えると思うのに、勤務時間と給与以外は内容がほとんど同じなため、重複と判定されて非表示になっている、ということがありました。

なぜそんなことが起こるかというと、おそらく人が見ているのではなく、全アカウントに対して、何かプログラムで自動的に、重複案件とそうじゃない案件を見分けているからだと思います。

そしてわからないですが、おそらく原稿の内容のキーワードの一致率とか、そういうので見ているんじゃないかなという気がします。

あとこれもややこしいのですが、20件程度求人が非表示になっていて、後日見てみると何もしないのに、全て表示されるようになっていた、ということもありました。

おそらく今は良い塩梅で非表示にできるように調整中なのではないかと思います。

どうしてそんなことが起こっているのか?


次にどうしてそんなことが起こっているのか、ということについて考察していきたいと思います。

現象から考えるに、単純に重複原稿が多いサイトの読み込みを規制しています。今までは有料掲載の場合は強制的な規制はありませんでしたが、ユーザビリティを考慮し、このタイミングで大規模規制に踏み切ったのではないかと思います。

これらの規制をする理由は、求職者ファーストというIndeedさんの基本方針ですね。できる限りサイト上に重複案件が存在しないような世界を目指している、ということだと思います。

前科のロジック変更の時もお話しましたが、明らかにIndeedさんは利用者を増やすというフェーズから、サイト内の秩序を保つためにルールを強化する、という方針にしているように思います。

我々運用担当者がやるべきことについて


ということでここからが重要ですね、今我々運用担当者は何をすべきか?ということについてお話をしていきたいと思います。

結論から言うと、短期的にはまず自社の求人サイトの原稿が非表示になっているかどうかを確かめ、非表示になっているのであれば原因を追究し、仮に不当に非表示になっているのであれば、Indeedさんに問い合わせる、という工程を踏むしかないと思います。

そして中長期的には、indeedさんの方針に合わせた運用に切り替えていくべきだということを、発信していくべきだと思います。

ということで、短期的な対策からお話していきます。まずは自社サイトの求人原稿が非表示になっているかどうかを確かめていきましょう。方法は簡単です、Indeedの広告の管理画面に入って、キャンペーン作成の画面で、すべての求人をクリックします。

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そしてこの読み込まれている件数と、求人サイトに掲載されている求人数を見比べれば、すぐにわかります。

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もしここに差異があった場合ですが、ちょっと省略されていますが、この全ての求人をダウンロードするというボタンから、今Indeedで読み込まれている原稿の一覧をダウンロードすることができます。

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次に、求人サイトから求人案件の一覧をダウンロードしてきて、おそらく多くは求人IDになると思うんですが、エクセルの重複を確認する機能で差分を見ます。

■Excel(エクセル)で重複データを抽出&色付けする方法
https://upward.jp/weblog/contents_1911-2660/

そうすると、どの案件が掲載されていないのかがわかります。ここからは1件1件見て、仮に「これは重複案件じゃない!」という原稿があれば、Indeed担当者様に問い合わせていく、というスタイルになると思います。

ここからは中長期的なお話になりますが、この非表示になるという現象は今後も続くとかと思います。

非表示されないように、小細工をしてイタチごっこをしてもしょうがないと思うので、Indeedさんの仕様に寄り添うのが一番良いと思います。

まず、重複原稿で原稿の水増しするのはもうあきらめた方が良いと思います。そして、仕事内容は同じだけど夜勤と日勤が違うとか、そういう原稿は記載の仕方を変えて、明確に違う原稿だ、とわかるように原稿の書き方を変えていった方が良いと思います。

例えば夜勤はこういうところが良い、という説明を付け加えるとか、できることはたくさんあると思います。

ちなみに重複コンテンツはIndeedだけの話ではなく、グーグル検索でもよく話題に上がり、こういう話は正直、Web業界ではあるあるだったりします。

グーグルも重複コンテンツは規制しており、ひどい場合は検索結果の圏外に飛ばされます。そしてこの時よく話題に上がるのが、「どこまで変更すれば良いか?」ということですね。

例えば今回であれば、できるだけみんな楽をしたいので、職種名だけ変えるとか、タイトルだけ変えるとか、そういう手段に走りがちです。わかります。めちゃめちゃわかります。

ただ仮にうまくいっても、そのうちうまくいかなくなります

過去の経験上、我々利用者が思いつくレベルの小細工は、運営の開発側が気づかないはずがなく、穴を仮に見つけても、そのうちバレて対策されるので長い目でみると、結局徒労に終わるパターンがほとんどです。

結局勝つのは最初から最後までまじめにやってる人だと思います。

なので、最初からまじめにやった方が良い、つまり工数が許す限りできるだけ似てる原稿はなくしていく、そして原稿複製には頼らない、という方針個人的には良いと思います。

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