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【絵本】どんぐりむら

自然と触れ合うのに、秋はとってもいい季節ですね。先日、家族と親戚6人で軽井沢に行ってきました。かわいくて綺麗などんぐりがたくさん落ちていて、子どもたちと夢中になって拾いました。いろんな形や色があって「これ、かわいくない?」なんて言いながら拾うのが楽しかったですね。

どんぐりといえば、子どもたちが小さい頃に良く読んでいた絵本があります。なかやみわさんの「どんぐりむら」シリーズです。新刊が出たら、毎回買うくらい大好きで本棚にズラッと並んでいました。読み聞かせしながら、寝落ちすることもたびたびありました。

ならかしわ、すだじい、こなら、まてばしい、くぬぎ・・・色々な種類のどんぐりの特性にあったキャラクターがとってもかわいい絵本です。どんぐりたちのむらにある、ぱんやさん、ほんやさん、ぼうしやさんなどを舞台に絵本が描かれていて、それはそれはワクワクさせられたものです。

その頃のことを思い出しながら家族と自然の中でどんぐりを拾うなんて、なんか幸せ度半端ないなと感じていたんです。少し、腰は痛かったけれども。でも、そのとき僕は突然気づいたのです。なんのために、拾ってるんだろう・・・みんなに訊いてみました。

「このどんぐり、拾った後どうするの?」

そしたら、ちゃんと目的があったんです。幼稚園の先生をしている妹が持って帰って遊ぶんだそうです。僕だけ取り残されていたんですね。

「え~パパ、知らないで拾ってたの?」

おっしゃる通り!僕は、ただ楽しくて拾ってただけ。仕事じゃなくて、レジャーだったらこれでいいんだぁ、という新しい体験でした。でも、集めたどんぐりを最後どうするかは最初から決めておいたほうがいいですよね。

自己満足で集めて次に来る人たちの景観を損ねる、というのは避けなければいけません。自己満足でペットを買って遺棄する、というのと変わらない行為ですね。無償の行為によるゾーンの境地の素晴らしさもありますが、自分で責任をとれることと表裏でなければいけません。

写真の小さなどんぐりは、ゴルフ場のティーグラウンドにたくさん落ちていものです。これが何の木のものなのか、どんぐり図鑑で調べてみたのですが、わからずじまいでした。ご存知の方、いらっしゃいますか。


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