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【留学生活】アメリカ本場の感謝祭を体験 in ボストン

サンクスギビングにお呼ばれしました

ワシントンのルームメイトにお別れし、向かう次なる目的地はボストン!同じクラスを取っている友達がサンクスギビング(感謝祭)のディナーに誘ってくれました。

サンクスギビングとは

1620年の11月、メイフラワー号に乗った清教徒が、祖国イギリスから2ヶ月余りの厳しい航海を経てアメリカ大陸(今のマサチューセッツ州プリムス)に、渡ってきた初めての年。新天地を求めてやってきた一団を待ち受けていたのは、厳しい初めての冬でした。食べるものにも困った一団に、食糧を分け与え、農作物の種を譲って作り方を伝授したり、大自然の暮らしの様々なノウハウを教えたのは先住民であるネイティブ・アメリカンでした。春がくるまでに半数の仲間を失いながらも、清教徒たちは、先住民にならって勤勉に働き、翌年1621年の11月に、お世話になったネイティブ・アメリカンたちを招いて、初めて収穫した作物や山で獲った野生の七面鳥(ターキー)、そしてタラやマスなど、近くの海の幸を食卓に載せてお祝いの席を開き、友人と神の恵みに感謝(サンクスギビング)した、という史実よるものです。

今では、毎年11月の第4土曜日がサンクスギビングデーの祝日とされ、アメリカ人は家族や親しい友人と、ご馳走を囲みます。この日に併せて全米で繰り広げられる帰省ラッシュに、伝統メニューにのっとったご馳走作り…と、どこか日本のお正月を思わせる盛り上がりをみせます。

「アメリカの伝統行事、サンクスギビングを美味しく楽しむ」

ターキーやカボチャ、ラズベリーソースなどサンクスギビングには定番の豪華なご馳走がテーブルに並びます。

お皿いっぱいの料理をみんなで囲みます。

家族が集う日

ディナーは友だちのおじいちゃんおばあちゃんの家で開かれ、親戚一同が集まり賑やかです。ディナーの前には、それぞれ感謝していることを話しました。去年はコロナの影響で集まることができず、今年こうやってみんな元気に集まれることに感謝しているというおじいちゃんの言葉に、私も涙腺がうるっとしてしまいました。

日本でいうと、お盆や年末年始にみんなで集まる時のような感じです。私は毎年、年末になると親戚みんなでお餅つきをしていたのでそれを思い出しました。今年はできるかな。でも、私はアメリカにいるから参加できないな。みんな元気かな。

日本の家族や友人、アメリカで出会った人たちにありがとうの思いを馳せながら、おいしくディナーをいただきました。

憧れのボストン美術館

サンクスギビングの翌日は、ずっと行くことを夢見ていたボストン美術館!

雨+入館料無料の日=ボストン美術館日和

高校時代、土曜授業の日や早く授業が終わる日に名古屋のボストン美術館に行っていました。私が好きな画家、モネの絵を初めてちゃんと観たのが今は無き名古屋のボス美だったのです。懐かしいなぁ。

古今東西の作品たち。「うわぁ教科書とかで見たことある、本物だ…」と、何ともミーハーに感動しました。ボストン美術館は浮世絵をはじめとした日本の作品もあるので、それらが海外ではどう見られているかもとても興味深いものでした。

モネの「睡蓮」
展示の光の当て方もすごいなぁとため息
「ラ・ジャポネーズ」
「Head of Christ」
この表情…
特別展でやっていたEkua Holmes​の作品

ボストンでもワシントンでもたっぷりと芸術と文化的な雰囲気に浸かった1週間でした。休暇前半のワシントン滞在記はこちら。

感謝祭が終わればクリスマス!

ボストンの街はあっという間にクリスマス支度。ツリーとイルミネーションと音楽で、なんとな人々が浮き足立って見えます。

有名らしいボストン・クラムチャウダーで小腹を満たし、私も気分はすっかり冬です。きっとこれからクラムチャウダーを食べると、ボストンの冬を思い出すんだろうなぁ。

あったかいクラムチャウダーとクリスマスツリー

クリスマス休暇が始まるまであと2週間。
いよいよ、留学生活で初めての期末がやってきます。無事に生き延びることはできるのか…⁈

期末の息抜きをする余裕があるか分かりませんが、次の記事では秋学期に取った授業を紹介出来たらなと思っています。

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