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【SNSは幼き頃の学校生活だ!】本質に立ち返ったSNSマーケティングとは?

本コンテンツは各企業でSNS担当者向けでもありますが、どちらかというと決定権のある役員・管理職の方々にお伝えしたい内容です。

昨今大手、中小問わずSNSマーケティングを高らかに叫び運用していると思います。

しかしその実、担当者が複数のSNSを横断的に管理し、他のタスクの傍ら運用している…そんな実態がほとんどではないでしょうか。

本業と副業いずれも、SNSを活用・運営してきた私が感じた、本質から考えるSNSマーケティングをここで発言しようと思います。

☝️私が携わったSNS運営一例
・大手メーカーのYouTubeチャンネル
・全国チェーンのLINE公式アカウント
・個人メディア『行ったところ。』の各SNS
など


【結論】SNSは基本学校生活みたいなものと認識すべし

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あなたが子どもの時に体験した学校生活を思い出してみてください。
なんとなく気が合う友だちと仲良くなり、話したり、遊んだり、一緒に帰ったり、クラブ活動してたら、仲間とともに汗をかいたり…

この共感と共有こそがSNSの本質なのです。


学校の授業のようなSNSは眠たくなります…

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SNSも同じことで、一方的なブランディングを押し付ける企業情報のような投稿は、正直眠たいんです。いや寝てます。

逆に生徒にウケる話ができるフランクな先生の授業は人気があり、授業を楽しむ生徒や、「せんせ~」とか声を掛けたりする生徒も出現します(出現って…汗)。

とかくそんな運営ができたら学校側は最高でしょう。SNSも全く同じ!
価値観や見る目線が同じ投稿だと感じたら、いいね!が押され、フォローやシェアをしてくれる生徒が出現するわけです(生徒って…笑)。


企業のSNSアカウントに言いたい。生徒ウケする学校の先生的なSNSを目指すべし!

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そもそも企業の情報発信が
SNS向きではないことを理解すべし!!

そうなんです。よほどのファンじゃない限り、企業が発信している情報にくいつかないんです。なぜなら情報の押し売りだからです。

●大手企業が苦戦するSNSの実情
圧倒的な認知度を誇る大手企業でもSNSにはいつも苦戦を強いられています。

それはなぜなのか…。それはブランドレギュレーションや上層部の意向が強く、YouTubeでウケる授業ができていないからです。

●成功している企業SNSがあるじゃないか!
その通りです。ただしほんの一部です。フォロワー数にだまされてはいけませんよ。フォロワーは買えますから。『フォロワー 購入』とか検索したら、うじゃうじゃ出てきます。

見るべきはコメントやシェア数。YouTubeなら広告配信していない動画の再生数なんかも、バイアスがかかってないデータで参考になります。

●では、生徒ウケする学校の先生的なSNSって?
価値観を押し付けず、企業色の薄い、いち個人としてフラットな目線で、共有・共感しあえる、そんなSNSです。

方法としてはとても単純なことで、企業で運営しているという概念を取っ払うことなんですね。しかし、ブランドセーフティーの観点であれやこれやとリスクヘッジしすぎて、結果つまらない学校の先生的なSNSになるのです。


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・アカウントを開設して一番最初に取り決めしたテーマや投稿回数だけを守って運営している
・半端な広告費をかけて、リーチ数といいね数、クリック数ばっか追っかけている
・CM動画や他のSNSで使ったコンテンツを使いまわししまくって、投稿している風に装っている
・社長の一日みたいな、誰だお前的なコンテンツばっかあげている

個人でやってたら、絶対しないでしょってことを企業アカウントだと平気でやってたりするんですよね。さてなぜでしょうか?

担当者が複数のSNSを横断的に管理し、他のタスクの傍ら運用している…そんな実態がほとんどだから。

冒頭に言ったこれです。いわゆる義務化でPDCAのないタスク型運用です。もしくは企業がSNSの本質を知らないか、軽んじているかです。


まずは生徒ウケしている学校の先生的なSNSから、流儀を学びマネすべし!

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10~20くらいリストが集まったとこで、ベンチマークの分析をしましょう。アカウントの規模、コンテンツ内容をつぶさにチェックします。

その際SNSの運営をテスト的にやるのか、マジで取り組むかによって無料or有料のツールを選択し分析にあたりましょう。

●おすすめ競合分析ツール

・ツイッターだけならwhotwi
 ⇒ 無料ツール。競合アカウントの情報がぱっとわかる優れもの。
・インスタだけならslooooth
 ⇒ 8,800円/月という安価で競合分析が可能。
・ユーチューブだけならNoxInfliuencer
 ⇒ 無料ツール。ここまで競合分析できるなら有料いらない。
・いろいろなSNSを力いれてやるならSocial Insight
 ⇒ 上記SNSはもちろん、フェイスブック、TikTok、LINE、Pinterestやmixiまでも可能。お値段は都度見積り。

別に癒着もアフィリエイトも何もなく、アウトプットしてるだけなので躊躇わず情報もっていっちゃってください。


本日お持ち帰りいただきたいまとめ

・SNSは片手間でやるような業務じゃない
・SNSは共感と共有があってこそ成り立つもの
・そもそも企業の情報発信はSNSに向いていない
・企業で運営しているという概念を取っ払う
・つまらない学校の先生的なSNS運用をしてないか見直す
・ベンチマーク調査をし競合分析をして、良いアカウントの真似をする
・フォロワー数が多いアカウントが、必ずしもよいものではないこと


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★どーしてもお困りの方はご相談無料でのります★
・ノウハウが全くなくて、どうしたらいいかわからない
・人手が足りなくて運用するだけで手いっぱいだ
・物足りなくて相談相手がほしい
…などなど

本当ににっちもさっちもいかなくてお困りの企業さまがいましたら、ご相談を無料でのりますので、当記事にコメントください。
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