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経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~⑭【基礎知識 第十四章 第六感】

50年以上生きてきてたくさんの失敗をした自分の実体験から感じた
経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~の
基礎知識 第十四章 第六感です。

【基礎知識 第十四章 第六感】

人は五感を使って生きています。
そして五感を使って感じています。
しかし頭のどこかで「あれっ?」と思うことを感じる瞬間が誰にでもあるはずです。
「あれっ?」とは『 適当な見当 』のことです。
要は簡単に言えば「 勘 」です。

松下幸之助さんはこんなことを言っています。
『カンというと一般的にはなんとなく非科学的で曖昧なもののように思われますが、修練に修練を積み重ねたところから生まれるカンというものは科学でも及ばぬほどの正確性、適格性を持っているのです。そこに人間の修練の尊さがあるのです。カンで動いている動作は理屈で考えた以上の正確さ、的確さを持っているのです。
世に言われる科学的な発明、発見の多くは科学者の長年の修練による優れたカンに基づいてそのカンを原理づけ実用化するところから生み出されているのです。つまり科学とカンは本来決して相反しないのです。
要は修練なのです。カンを動かすことを大事にして修練を積み重ねることが大切なのです。』

私はカンを養うための練習をすることで、カンを上手に利用できるようになると思います。
まずは、自分のカンを感じたら、その思いを忙しい日常の生活の中でも受け流すのではなく、しっかりと何故自分がそう感じたのかということの理由を忘れず分析することです。
どうして「あれっ?」と思ったのかを立ち止まってもう一度考え直すことが大切なのです。

普段の生活では何かと時間に追われ忙しい為、このことが出来ていない人が多いのではないでしょうか。
まずはここから始めてみることが勘(カン)を利用する第一歩だと私は思います。

「あれっ?」と感じた瞬間の思いは、後から思えば大体大切な事柄であることが多いのです。

第六感という適当な見当である勘を上手に利用し、自分の考えるきっかけにできるようになると結果は人並み以上の形となって残るのです。

これで経営の基礎知識は終了です。

次は経営の考え方です。
考え方は多分あなたの今まで考えてきた方法とは180度違う方法だと思います。
この考え方に違和感を感じるかもしれませんが自分の考え方とはどこが違うかをよく理解して経営の考え方の基礎をしっかり覚えてください。

基礎知識と考え方だけでもかなり長くなりますが、なるべく各章ごとに短くわかりやすく解説していこうと思っております。
この経営マニュアルがみなさまの何かのお役に立てばうれしいです。
では、目次を掲載しますので記事は順次掲載していきます。
掲載しましたら目次のタイトルにリンクをしますのでお時間ある方、ご興味のある方はご覧ください。

目次
経営の考え方 第一章 原因と結果

よろしくお願いいたします。

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