創造性を増す「目覚めてから30分」の使い方 - モーニングノートと夢ノート
個人的に「毎日同じことを続ける」ことは、何をしようかをいろいろと考えなくて良いので頭がスッキリし、気に入っている。
朝起きてからの1時間で「モーニングノート」と「夢ノート」を続けており、毎日調子がよいので、それぞれを紹介したい。
モーニングノート
アメリカの大ベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の[大人編]である、『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』を読んだ。
この本では人生がクリエイティブになる様々なヒントに溢れているが、その中でおそらく最も有名な「モーニングノート」を実践している。
モーニングノートについて簡単にまとめると、以下のポイントがある。
・毎日朝に、A4三枚分の紙に文字を埋める
・毎朝、起きてすぐに三枚分書く
・書く内容はなんでも構わない
・絶対に誰にも見せない
モーニングノートの目的は、人間の行動を支配している「理性脳」を疲れさせ、「理性脳」をその日働かせなくし、アーティスト脳を活発化させることだ。
パソコンではなく、文字をノートに書くことで、脳を適当な回転スピードに落とすことができ、脳のパワー(トルク)がでるので、余計疲れやすくさせることができる。
脳の排水が目的のため、書く内容は本当になんでもよく、思う浮かばなければ「何も思い浮かばない」と書いてもいい。
100均一のダイソーで買ってきた無地のA4のリングノートに、毎朝白湯を飲みながら、モーニングノート2ページ分を埋めている。
本では3ページ分埋める必要があるとされているが、原著は英語なので、英語で書かれることを想定している。
日本語は漢字による圧縮ができるので、2ページでも十分ではないかと思っている。
いつも大体30分ほどで、2ページを埋めることができる。
モーニングノート以外にも週に一回、探検か遠足に行く「アーティストデート」や、週に二回、20分単独で無目的の旅をする「ソロウォーキング」、人生を振り返る「メモワール」といった方法が紹介されている。
夢ノート
ここでいう「夢」とは、将来の「夢」などの希望をさすのではなく、寝ている時にみた「夢」のことを指す。
夢ノートは、夜寝ている間に見た夢を、起きた時に覚えている場合、パソコンで夢の内容を詳細に記録するものだ。
モーニングノートのようにノートに手書きで書いてもいいのだが、こちらはあとで見返す可能性があるので、検索をしやすいようにパソコンにキーボードで打ち込んでいる。
夢ノートのヒントは、スイスの分析心理学者ユングが、自身が見た夢を分析することによって様々なインスピレーションを得ていたことから拝借した。
彼のみた夢やその分析、どんなインスピレーションを得たかは彼の自伝に記載されている。
夢というのは不思議な
自己分析をする際や、創作で物語を作っている人にもオススメの方法だ。
朝の時間に、夜寝ている時にみた夢を覚えている場合はこの「夢ノート」を書き、覚えていなければ上記の「モーニングノート」に時間を使っている。
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