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大晦日に無職になった話

年末まで、リモートでとある美容液のサブスクの会社のカスタマーマネージメントと、運営で忙しく働いていました。
顧客数が一気に増え、仕事がキャパオーバーしていて、もうどんだけ頑張っても処理できない。
忙しすぎると頭が休まらず睡眠の質も悪くて寝た気がしない。朝はクレームの電話で目が覚める。
謝りっぱなし。心も病む。土日も関係なく、仕事をする。
仕事が始まったら、トイレにも行けないくらい電話が殺到して、対応していたらいつの間にか日が暮れて、夜になっている。昼休憩もナシ。
1日は一瞬。
夜になってから、はじめて今日という日の気温や天気を知る。今日は雨だったんだとその時に知る。傘をさして食材を買いにいく。思いっきり深呼吸をする。熱を持った脳内が冷やされて気持ちいい。
あと残り数時間の『今日』を大切にしたいとは思いながら、ぜんぜん頭が休まらない。
人間らしくない生き方をしていました。

社長に何回も、この働き方は大変だと訴えたけど聞いてもらえず、『豊莉さんは仕事できないやつ』と言われる。
仕事できないのはわたしではなく、社長が仕事できないんだ。

頭が爆発しそう。いつブチンと切れてもおかしくないくらい、こんなに頭の血管が脈を打って悲鳴をあげることってあるのか!と思った。めまいと吐き気がする。

大晦日の夜21時、今年もあと3時間というときに
副社長から顧客データ改ざんの指示がきた。
わたしは、できません。それをしたら、今まで真面目にルールを守ってやってきた人に申し訳が立たない。「そんなことしたらダメだと思います」と言った。

社長がお客さんに対してのメンツを守るために不正をするなんて馬鹿らしい。もう、わたしも限界だった。

社長にわたしはガタガタ震えながらLINEを送った。もう、思考がヤバイ状態だったので知能指数低めの文章になっていますが(笑)

でね、親友にわたし無職になっちゃったーーー💦ってLINEしたの。
状況を伝えたら、そんな会社やめてよかったよ。
よく言ったやん!って言うてくれた。

すごく、すごく怖くて
年越しは、ガタガタ震えて1人で過ごした。年明け、呆然として涙が止まらなかった。社長はわたしのことなんて、大事に思ってなくそこに対してわたしは傷ついていたのだと思う。

年明けから、就活をはじめて今だになかなか決まらなくて、それもそれでメンタルが不安定になってきて焦る。

でも、とりあえず今まで忙しすぎたので、やっとできた時間だから休んでる。
日中に外に出れること。料理ができること。ゆっくりお風呂に入れること。散歩したり。回復に向けて自分を労ることをしてる。
ヒマすぎると、鬱になりそうなので毎日目標を作ってる。

どうも、わたしは人に振り回されることが多い。
次の仕事や、新しい人間関係では同じことを繰り返さないようにしようと思う。 

1人で静岡の浜松でうなぎ食べました。
体にしみるほど美味しくて、今までよくがんばったねと自分に言いました。


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