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記事を読みリアクション頂けた方、
またコメントをくださった方、ありがとうございます。

お陰さまで、何とか記事が10作目に到達しました。
もっと読み応えのあるnoteになるよう、
今後も執筆を続けていきたいと思います。

さて前回の記事では、転職活動が上手くいかず、
精神保健福祉士の資格を取得するため、
再び学校に通い始めるまでを記事にしました。

そこで今回は小学生頃から現在まで、
自分がどのように変わってきたのか、
変わることができたのかをテーマにまとめようと思います。

前回の記事⇩  自己紹介 その3
 https://note.com/houraisen/n/nfe5038e6fa5b


うさぎとかめの童話があるが、かめはいくら走る練習をしても、
うさぎに足の速さで勝つのは難しいだろう。
でももし種目が水泳や謎解きだったら、また違う結果になるのではないか。

足の速さで勝てないからといって、かめはうさぎになる必要はない。
うさぎにはうさぎの、かめにはかめの得意なことがある。
自分が出来ることを知って、それを生かせる環境を見つければ、
ちゃんと結果を出すことができるだろう。


私は幼いころ、人と話をすることが苦手だった。

私は小学校以前からレクリエーションのように、
友達と一緒に活動することが嫌だった。
学年が上がるにつれて、人間関係で悩むことは多くなった。

話しの最中に私が沈黙してしまい、
会話を続かなくなることがよくあった。

そのため高校時代には、
同級生に「会話が続かない人の話し方」といような本を見せられ、
「これは ●●(私)のために書かれた本だ」とからかわれた。

そしていつからか、自分は劣った人間だと考えるようになり、
自分の出来の悪さを責めるようになっていた。

高校3年生になり、私は大学入試を受けた。
合格することは出来たのだが、志望する大学に入ることはできなかった。
浪人も考えたが、社会人になるのが1年遅れるくらいならと思い、
私は進学することを決めた。

しかしそんな動機で入学したため、大学生活は上手くいかなかった。
私はこのまま4年間を過ごしたくないと思い、
学内で転科試験を受けたり、
もう一度大学入試を受けたいと勉強をしていた。

そんなことをしているうちに、私の大学生1年目が終わった。
結局、転科試験も大学受験も上手くいかなかった。

現状を変えようともがいた結果、私が得たものは、
1年前と何も変わらない、2年生の自分だった。


そんな自分を反省し、私は行動を変えた。
この1年を取り戻すつもりで、残りの3年間を過ごそうと。

私はまず、学部や同級生と同じ講座を受けることをやめて、
哲学や経営学など、自分が受けたいと思う講義に出席した。
また中学時代に吹奏楽部だった経験から、
大学にある管弦楽団(オーケストラ)に所属した。

さらに、校外での活動にも積極的に取り組んだ。
家庭の事情や、企業経営に興味があったことから、
将来お金が必要になる考えアルバイトを掛け持ちした。
また自分よりもっとつらい経験をしている人もいるはずと思い、
大阪・東京のホームレス支援団体の活動にも参加した。

ひとりでいることが合っているのなら、
それを生かした行動をすればいい。

こうして私は気になることがあれば現場に行き、
ものごとの本質をじっくり考えられる、
フットワーク軽く新しいことに挑戦できるという、
自分の強みに気づくことができた。

大学の3年間で、私は行動を変えることができた。
そして自分が劣ってなどとは、もう考えることはなくなった


ただし、人には変わってはいけないものもあると思う。

それは人それぞれが持っている、
心の底で大切にしているものや思いである。

私は人の話を聞くことを仕事にしている。
その人の思いを言葉にすることで、自分の状況を整理し、
「人が自分らしく生きる、働く」ことが出来るようになってもらいたい。

水滴が落ちて、波紋が広がっていくように、
その人が前向きに働けるようになり、
その彼の姿を見て、家族や同僚までもが元気になり、
もっと社会が居心地のいいものになって欲しい。

たとえ彼の歩幅がたった1ミリ広くなるだけでも、
彼らしい生き方、働き方に近づけるならそれを目指したい。

この変わらない思いがあってこそ、
私の仕事があるのだと思う。


あっ、もう一つ大切な変わってはいけないものがありました。

ひとりでふらーと散歩に行けるような、私の自由な時間である。
これが守られているから、私は人のために働けるのだと思う。
私もひとりの人間なのだから、あしからず。


ー最後にー

私はまだまだ道半場。
これから変わっていくこと、
変わらなければいけないこともあるだろう。

自分の成長と出会えたときには、
またこのnoteで自己紹介の続きが書けるといいなと思う。



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