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京都でも生活は続く。

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京都で暮らすと見られるもの。観光客の後頭部、遠巻きに人間を見つめる猫と、キノコの生えた街路樹、回収の遅い郊外の生活ごみ。
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#日記

不安と物語とインターネット

最近寝る前によくポッドキャストを聴いているのだが、こちらの回で、5,000円くらいする学術書が「けっこう高いんですよね」「飲み会1回分くらいですかね」と紹介されていたのがなんだかよかった。

飲み会1回分の本。なるほどね!

5,000円の本と聞くと、私はちょっと身構えてしまうのだが、飲み会1回分と聞くとぺろっと買えてしまいそうな気分になる。もちろん「5,000円もあったら飲み会に行きたいよ」とい

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2021年の活動

2021年の活動報告~~~

(去年のものは下記からどうぞ)

2021年に読んだ漫画の冊数を数えてみました。漫画は、669冊でした。自分でもびっくりした……。漫画アプリも結構使っているし、再読も含まれているとはいえ、かなり物語に接してきた感がありますね。

論文やアメリカ哲学を除くと、書籍は、267冊読みました。例年よりずいぶん少ないです(例年は月30冊ペース)。

Netflixなどでみた映像

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「幻視する梅原猛、会話する鶴見俊輔」『ユリイカ 総特集=梅原猛』の執筆メモを公開します

はい、ちょうど一年前、以下の雑誌に論考を寄稿しました。

1.『ユリイカ 総特集=梅原猛』への寄稿『ユリイカ 総特集=梅原猛』です。梅原猛の追悼号ですね。

論考タイトルは、「幻視する梅原猛、会話する鶴見俊輔:孤独、共同体、辺境」です。梅原猛と鶴見俊輔という、新京都学派の著名な二人が、ともに「ニヒリズム」や「虚無」に繰り返し言及していたことに注目しつつ、彼らがその共通性にもかかわらず、なぜ思想的・

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思いを重ねる、同じでなくて #うちで踊ろう

大好きなげんちゃんこと星野源がInstagramではじめた #うちで踊ろう がよかったです。

InstagramやTwitter、Youtubeなどで、このハッシュタグ、このタイトルで検索すれば、色々な人がげんちゃんの声と歌に重ねるように、楽器の演奏をつけたり、踊ったり、ハモったり、絵を描いたり、動画を重ねたり。

例えば、仲良しの三浦大知さんがさっそくコラボしています。

歌詞がほんとよいので

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