広報マーケーターが手を出してはならない領域"やってはならないこと"
広報マーケーターは比較的広い視野を持っている人(場合)が多く、実務の懸念や課題はもちろん、経営方針の懸念や課題まで目に付いてしまうことがよくあるんです。
気が付き過ぎてしまうんですねー(ADHDあるある?かも?笑)
よくある失敗談とは、相手(顧客や上司など)が求めていない範囲にまで言及して(良かれて思って)介入してしまうことがあります。
下記内容に注意しながら業務を進めて行って欲しい!
結論から言ってしまうと
・数値分析しすぎて経営上のボトルネック探し
・実務オペレーションへの介入
の2点です。
当たり前のことを言っているかもしれませんが、
『広報マーケーターに依頼が来た』=『集客に課題あり』
と、経営陣が判断したから「広報に力を入れよう!」となったわけです。
数値分析しすぎて経営上のボトルネック探し**
各種数値データの分析をしていると、
『あれ、この会社は集客以外にも問題点があるのではないか?』
ということに気が付いてしまって、不要なな数値データまで追いかけて、真の問題点を探したくなってしまいます。
探したり分析したりすること自体は良いと思うのですが、必要以上に助言をしたり必要以上に数値データの開示を顧客に求めるのはオススメしません。
数値データを開示してもらうにも、人の時間を割くことになりますし、
「どうして、広報マーケティングに〇〇の数値データも必要なの?」
と、悪い印象も与えかねません。
実務オペレーションへの介入
状況によっては数値分析の一環として、現場でどのように実務が流れているのかを確認する必要が出てきます。(一概には言えませんが)
現場を確認して、実務状況の把握までは良いとは思いますが、実際に実務のフォローや現場にのめり込み過ぎには注意してください。
あまり現場に入り過ぎると一所懸命やっている方であればあるほど、リクエストや宿題を貰いまくってしまい、本来の業務が進まなくなります。
絶対に押さえるべきこと
結論から言うと、
『売上高』と『販売費』です。
この2点を押さえておけば概ねやるべきことが見えてきます。
よく気になってしまいがちな経営数値としては、
・売上高
・売上原価
・売上総利益
・販売費
・営業利益
・営業外損益
・税引前利益
・特別損益
・純利益
・法人税等
などなど、ありますが、必要最低限を把握することをひとまず意識しておいた方がいいです。
業務のポジショニングの確認
「全体の内容まで把握した上で総合提案をしたい」と思う人も中にはいる
だろうけども、それは経営コンサルの領域で守備範囲が違ってくるので、注意が必要です。
上の図の『3.比較・検討 / 追客』の所は業務の線引きが特に重要なゾーンなので、初期段階での体制造り(担当別け)をしっかりやっておきたいです。
まとめ
どの業界でも言えることですが、
自分が『何屋なのか』(守備範囲)をしっかり理解して手を出す領域・考えを巡らせる領域は気を付けなくてはなりません。
また、相手(顧客や上司など)が必ずしも総合提案(又は根本解決)を求めているわけではないです。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました!
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