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その頭、湧いていませんか?~「私のことを好きな人はどこかにいないかな」と思う人がやるべきこと~

「私のことを好きな人はいますか?」

…この質問、めっちゃまではいかないけれど、割と多いです。相談されたときの私の脳内での第一声はこうである。

(頭湧いてないかな、この人。)

※頭が湧く・・・どうにかしている、気が変になっている、などの意味で用いられる表現。表現の由来については諸説あり、熱で沸騰したようになって気が確かでない様子とか、脳みそに虫が涌いているのかと思われるさまなどと解釈されている。 weblio辞書 より

・・・もし今までにこのような内容の相談をしたことがある人がここにきてたら初めに謝っておきます、すみません。でも、そういう考えの人と接すると、危ういものを感じてしまうのである。なぜだろう?

主体性が感じられない、人任せ。

そう、自分から今の状況を何とかしようという危機感が感じられない。誰か私のことをこっそり好いてくれる人がいたらいいのに、という他人任せなところ。こういう人は恋愛面でだけではなく、仕事でも日常生活でもそういう部分が出てしまっているはず。今の状況を変えたい、と思うなら、まず自分で何か行動を起こさないと変わらない。

愛するより愛された方が幸せになれる?

ある程度お互いに思いやりあったうえで、相手からの愛情をとても感じた場合、そう言えるのではないだろうか。こちらとしては特に好意を感じていないが、相手から一方的に愛情を押し付けられたら、きっとうまくいかない。相手からの好意に対して、「こんなに思いやってくれている、それなら私も相手に対して何かしたい」と思えればこそ、良い関係が築ける。愛するより愛された方が、というのは、誰彼かまわず他人から愛されたからと言って幸せになれる、という意味ではない。

無人島にいる人に出会いはない。

出会いを求める人のなかには、「出会いがない」と言って何か起きるのを待つだけの人がいるけれど、これでは本当に出会いは一生来ない。無人島で「誰か来ないかなぁ」とずっと待ち続けているのと同じくらい、途方もないこと。通勤途中で落としたハンカチを拾ってもらって恋愛に発展…なんて少女漫画の読みすぎもいいところ。待っているだけでは何も起きない。出会いが欲しいなら出会いがありそうな場、人がいる場所に自ら行かなければ現状は何も変わらない。

「私のことを好きな人はいますか?」という人が幸せになるために必要な一歩

出会いの場に足を向ける前に、まず自分はどんなことが好きか、得意か。自分のことを掘り下げて、そこから共通点を持つ人を探していったり、自分の能力が活かせる場に足を運ぶことが大切。あるいは、同じように恋愛や結婚したいと思っている人が出向くような場に足を運ぶ(あるいはネットでそういう場を探す)ことが必要。

「待つ」というのは、もうやるべきことはやった人が取る行為であって、何もしていない、あるいはまだできることがあるのにしようとしない人が取る行為ではない。できることはまだきっとあるはず。

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