見出し画像

Episode 252 逆に上手くいくのです。

私とパートナーは共稼ぎの夫婦でして、それぞれが別々の業種の仕事をしています。

私の仕事は日曜日が休業日で、月曜日から土曜日までは稼働日です。
完全週休二日制ですので、稼働日のうちのどれかをみんなで交代して休むことになるのです。
基本的には各自で曜日が決まっていて、あとは当人同士で休みを交換する感じで緩く予定調整をするのが基本です。
私の場合は、特に何もなければ日曜日と水曜日がお休みです。

一方のパートナーの職場は24時間365日稼働の介護施設です。
ケアマネ業をしているパートナーは、ケアマネという仕事の性質上、夜勤は発生しませんが、完全シフト制の勤務なので休みの曜日はバラバラです。
こちらも完全週休二日制なのですが、職員全員の都合をすり合わせるシフトの都合上、連休があったり、かと思えば6連勤の後に一日休んでまた出勤とか、リズムを作ってお休みみたいなパタンが出来ないところが難しいところのようです。

お互いに平日休みが取れる仕事なので、病院・銀行・お役所などの用事は比較的余裕をもって処理できる辺りは助かっている感じです。
その一方、お互いのシフトの都合上、夫婦の休みが合うのは月に3回とか4回という感じで、なにかイベントがある時にはキチンとお互いの休みを合せる努力が必要だったりします。
そんなわけで、月の半分ぐらいはどちらかが休みで家にいる感じで、これが家事は回しやすいし、食料品の買い出しとかも、あまり日持ちを考えずに特売を狙えるとかで、それはそれで良いのです。

ASDの私は、生活の中に「ひとりの時間」が必要です
また、パートナーの「カサンドラ症候群」予防としても落ち着ける時間帯が欲しいのは、このブログで何回か話題にしてきたことでもあります。
これね、今のお互いの勤務体制が意外とイケるんですよ。

月に9回程度というのが週休二日のお休みの日数なのは、みなさんご存知の通りです。
私たち夫婦は、その半分以上がお互いに「ひとりでのんびりのお休み」ということになります。
もちろん、休日ルーティンの家事は存在するのですが、それをクリアしてキチンとハウスキープすれば、日中に自由な時間をお互いに作ることが出来るのです。

朝は一緒に過ごし、日中リフレッシュして、晩飯を作りながらパートナーの帰りを待つのです。
数は少ないですが、お互いに休みの日などはドライブに出かけたりします。
足湯に浸かって沢の清水を汲んで帰るとかね。

休みが合わないことが、逆に物理的に適度な距離感を作っているのかもしれません。
こんな生活が、かれこれ9年間続いています。
実はこの距離感は、もうひとつの効果を生んでいると私は最近そう思うのです。

旧ブログ アーカイブ 2019/5/24

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?