見出し画像

Episode 291 朝ルーティンで祈るのです。

「楽」という言葉には①こころよい たのしい たのしむ ②らく たやすい ③興行の最終日 という三つの意味があって、③に関しては相撲や歌舞伎の「千秋楽」の意味ですから、意味合いが他のふたつからかけ離れています気がしますが、①と②に関しては密接に関係している様に感じるのです。

私にとって、朝のルーティン作業はとっても「楽」です。
それは①と②の両方を同時に体験できるからだと思います。

パートナーとの「ボタンの掛け違い」による落胆は、掴みかけている相手とのコミュニケーションの中核を掴み損ねるという話でした。
木に梯子を掛けて、美味しそうに実った果実を手に取る直前に梯子を外されて落下…。

分かっていたのです。
振り返って分析できるほどに、何が違ったのか分かっていたのです。
それ故に「スカしてしまった」という無念は大きかった。
結局、昨日一日を棒に振り、食事も仕事も手につかず…です。

また一夜明けて、朝。
一日のリズムを作る、大事なルーティンがここから始まります。
コーヒーを淹れ、ブログの更新をしてTwitterをチェックするのは①で、顔を洗って髭を剃り、風呂を洗ってゴミを捨てるのは②です。

私の大事な時間です。
当に "Build up" という言葉が適切な、今日を構築する時間。
私を立て直すには、この時間から。
上手くいかない時は、上手くいかない時こそ、この時間の「ひとり」を正確に実行する。
「私はこれで良い」を体現する貴重な時間を、ここで実感するのです。

それでも上手くいかなければ、休めばいい。
前を向けなければ、休めばいい。
朝ルーティンというスタートラインに立って、今日一日を見据えてみるのです。

今日が昨日より良い日になりますように。

旧ブログ アーカイブ 2019/7/2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?