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Episode 29 朝は気持ちが楽なのです。

朝って、予定通りに事が進むことが多いじゃないですか。
シンガーソングライターのmiwaさんが「強くなりたい」という曲で

いつものバス停 今朝もバスは遅れ気味
並んでいる 人の顔は いつしか覚えてた
あたりまえだった事が終わる
新しい場所へ踏み出さなきゃ

って、歌ってます。
歌詞の内容は平凡な日常から飛び立つ…というところが主題だとおもいますが、その今の現状、予定通りで平凡な日常の代名詞みたいにいつもの朝の景色が歌われているわけです。

「時間に間に合うこと」は、私にとって極めて重要なルールです
幼いころに標準時間に出来ない苦い経験を積んでしまった、それは自己評価を下げる重大な出来事だったのだと思います。
それ故に「何時に何をすれば指定時間で作業終了できのるか」といった「分刻み」の予定を立てることを覚えたのです。
そして、予定通りに事を進めていくことに注力するのです。
これは自分を守るための必然でもありました。
自己評価を下げないための方向性が「予定通り」に向いていると、そう言い換えることが出来るかもしれません。

そういった意味で、毎日同じように決まったリズムで動ける朝は、とっても楽なのです。
私だけではなく、周りも基本的に予定通りに動くからです。
それが私には心地いい。

私は今、クルマで通勤しています。
バイパスを走っていると、同じ方向に向かう毎日出会うクルマが結構あります。
渋滞もいつものことです。
凝りもせず毎日、同じような場所で出会うクルマと一緒にノロノロ運転です。
もちろん渋滞は織り込み済みで、渋滞込みでも十分に余裕が出るくらいの時間で家を出るようにしてますが、それでも遅刻…なんてことになるともう大変です。
その日まるまる予定が崩れた感じになって、立て直すのが難しい…。

本当は一日の予定が崩れるほどの大問題ではないのですが、気持ちの立て直しがどうしても…。
そこで予定通りにならなかったことが、失敗の意識となって尾を引くのです。

miwaさんみたいに「今朝もバスは遅れ気味」で流せないあたりが、両極的な思考なわけでして…。

旧ブログ アーカイブ 2018/10/13

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