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Episode 383 「スマブラ」のステージで気付くのです。

私は医師からは診断されていませんが、発達性協調運動障害かな…と思われる部分があってですね、手首から先…具体的には指先の動きが極端に弱いのです。
握りっぱなしのハンドルとかは問題ありません…が、楽器の演奏とかに代表される「リズミカルに指先を動かす」ということが難しいのです。
当然のことながら、ゲームとか苦手…。
ファミコン時代の左手に十字キーと右手のA・Bボタンぐらいのコントローラーでギブアップです。
最近のボタンいっぱいのコントローラーを駆使するなんて…無理。

私はゲームが苦手なのでやりませんが、家に子どもがいて…となれば、ゲーム機は必須なのです。
ウチは「任天堂派」で、Wii のころから任天堂の歴代据え置き型ゲーム機がリビングに並んでいるワケです…当然のことながら、今の主流は Switch ね。

「大乱闘スマッシュブラザーズ」と言えば、任天堂が「64」時代から受け継いできた対戦型アクションゲームの金字塔。
『スーパーマリオ』シリーズのマリオ、『ゼルダの伝説』シリーズのリンク、『星のカービィ』シリーズのカービィ、『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウなど、任天堂が過去に発売したコンピュータゲームシリーズの代表的な人気キャラクターが一堂に会して、彼らの登場するゲームの世界観をモチーフにしたステージ上で戦う「夢のバトル・ロイヤル」なワケです。

先日のブログ記事、新作が出るたびに購入してきたこの「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」を見ていて、思ったことがあるのです。

私の思う世界観は、スマブラのステージである…ということ。

マリオにはマリオの、
ゼルダにはゼルダの、
カービィにはカービィの、
ポケモンにはポケモンの、
それぞれの世界があるワケです。

スマブラをやる人がどこまでそれぞれのキャラの世界観を知っているか分かりませんが、スマブラがそのキャラたちのメインステージではないって、きっと知っているのです。
それを知った上でスマブラのステージを楽しんでいるワケです…ここ重要。

私は、あなたの意見と私の意見を比較するために、スマブラのステージにあなたという「キャラ」を登場させます。
でも…それは、あなたのメイン・フィールドではない。
そこで「大乱闘」を仕掛けて、あなたの世界が全てオープンになるワケないですよねぇ。

私の思う「リベラルのジレンマ」とは、こういうことなのだろう…そう思うのです。
単一のルールで比較検討できるほど、簡単な話ではないのですよ。

本当は、それぞれのキャラの元の世界をどう見るのか…ということなんですけどね。

旧ブログ アーカイブ 2019/12/4

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