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カナダ・日本人0の極寒の地でワーホリ始めました~コロナ禍での14日間隔離義務中について

こんにちは、Hotaru(twitterはこちら)です!
現在、カナダ・ヌナブト準州イカルイトという場所でワーホリ中です✨

今回は働き始めるまでの2週間隔離について書いていきたいと思います!
※最新の情報はぜひご自身で確認してくださいね。

2021/9追記

なななんと、カナダの対応はとってもはやい!!!ということでワクチン接種によりこうした厳しい状況は緩和されているみたいです!!!!半年でここまで状況はかわるものなんですね。

前回の記事はこちら↓からどうぞ!

1.カナダ入国時の義務

私が入国をしたのは2021年1月半ばでした。

その時には

・出国72時間以内に発行された、医師のサイン付きPCR検査陰性英文証明書
・到着後14日間の隔離義務(場所は自分で確保)
・日々の健康チェックのための公式アプリダウンロード
・隔離計画書の事前提出(オンライン)

が、義務化されていました。

私の最終目的地・ヌナブト準州への入州には更に複数枚のアプリケーションフォームの提出が必要でした。この許可を以てホテル宿泊代は政府負担となります。カナダには複数の州がありそれぞれ入州の規約が異なりますのでご注意ください。

2.14日間のホテル隔離でやったこと

最初に2回+最終段階に1回=計3回のPCR検査を行いました。綿棒でお鼻ぐりぐりは言葉にできない違和感でした…。

14日間を一言で表現すると、「起きる⇒食べる⇒寝る」の3本柱なんです。初日と比較して最終日は当然のように少々太りました!!!

驚くほどに時差ボケが治らなかったので、日本の深夜にあたる時間に常に昼寝。このまま2週間が終わるんじゃないか…と本気で心配になるほどでした。

<部屋割り>
宿泊したホテルはベランダがついていたので時折外に出てリフレッシュをしていました。
扉が凍って開かなくなり諦めた日もありましたが、とても助かりました。
反対側の部屋からは市庁舎やオタワの観光地が見えたようですが、私の部屋からはごみ収集所しか見えませんでした✨✨

また、キッチン/リビング/寝室がすべて分かれて広い部屋だったのが嬉しい悲鳴でした。このおかげでバレエのバーレッスン/自重筋トレ/ストレッチ、等々適度な運動をこなすことができました。グランバットマン(アラベスク)しても何にも当たらないのはすごいね。

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<食事など>
食事は毎食扉の外に置かれ、「食事置いておいたよ」と毎回電話がかかってきました。

ちなみに食事は、朝は固定です。果物(バナナ/オレンジ/リンゴのルーティーン)・ヨーグルト・パン。昼と夜は2つのメニューから選択して滞在初日に全部のリクエストを提出しました。

どんな料理か想像がつかなくてなんとなくで注文したのですが、昼はバーガー・夜は肉とポテトの塊が出続けました(※写真は、中でも一番手抜き感満載だった食事です)もちろん食事をスキップして自費でデリバリーを頼むこともできます。

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味は…まぁ…想像にお任せします。

朝はコーヒーとジュースを選べるのですが、リクエストと違う日も多々あり、まぁこんなもんよね、と特に文句は言わず従っていました(笑)

また、隔離中に2回ラウンドリーサービスを使えました。必要であれば廊下に出しておきます。

掃除が必要な場合にはフロントに電話をして掃除用具を持ってきてもらい、自分で行います。ゴミは外に置いておけば回収してくれます。…なんていうのでしょうか、思った以上に、不自由ない生活です。

<健康チェック>
お昼頃に健康チェックの電話が毎日かかってきます。(もちろんアプリでも報告をします)

「熱は?」「咳は?」と、10問くらいのテンプレートにずっとNoで答えるのですが、「ずっとホテルにいた?」という質問だけには「Yes」と言わないといけません。ただ、向こうもこっちもルーティーン化してしまい、うっかり「No」と言ってしまってお互い「ん?!あれ?!」ってなることも何回かありました。電話対応のナースのみなさん、お疲れ様です。

<英語勉強>
この2週間隔離を規則正しく送っている人がいたら心から尊敬します。その他は電子漫画とうっかり2.5次元俳優がわちゃわちゃしているYoutubeをずーっと見続けると言う廃人生活を楽しみました。(動画サイトで日本のドラマを観るにはちょっと厄介な手続きが必要そうでしたので諦めました)

とはいえ、少しは英語に慣れておこうかな、と思いアルクが提供している「TALKING MARATHON」というアプリをダウンロードしていました。月額3,980円と、驚きのいい値段がするのですが2週間無料期間でしたので試しにやってみることにしました。

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1フレーズ6秒の瞬発力で、スキットをこなしていきます。
1スキット5フレーズ / 1日4つの新規スキット+2つの復習スキットを学びます。

気軽に使えるのと、1つでも多くのスキットをこなしたくて楽しく取り組みました。
今は接客業をしており常連客との雑談がとても大切なので、学んだフレーズをドヤ顔でたくさんアウトプットしています。当然ながらアウトプットって大事ですね。

(お試し期間が終わり一度解約するも、病みつき感があったので再契約しました笑。会社の思うつぼですが、英語については思うことがたくさんあるので別記事でまた後日!)

3.14日間のホテル隔離で役に立ったもの

ちゃんと栄養補給ができているかが不安で食べていたものが、

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粉末酵素スムージー
・マルチビタミンサプリ
・常温保存牛乳&豆乳(200mlパック)

です。こちら、日本から持ち込みました。
この子たちのせいで荷物は重たくなりましたけれども、役に立ちました。

念のためチョコレートも持ち込んだのですが、朝ごはんにチョコレートバーみたいなものが出てきたので特に不要でした。

自分にとって何の食べ物(栄養素)が欠けると体調不良に陥るのかは、2020年の田舎生活(=簡単に買い物にいけない環境)で身に染みて学習しておいたので本当によかったです。

4.隔離期間終了、いざ外の世界へ!

最終PCR検査が陰性でしたので、その証明書を貰って無事隔離生活終了です。同じホテルに泊まっていてヌナブト準州を目指す人が一斉に行動をします。

正直、こんなに泊っている人がいるとは思っていませんでしたが、「あー、この人たちも同じ環境にいたんだな~」と思うと謎の一体感が生まれました。

午前中の飛行機でしたので朝4時台からバスに乗り込み、空港に移動します。空港でも「〇〇ホテルからの人たちはこちら」という具合にグループで固まって動きました。といっても空港ガラガラですけれどもね。オタワからの国内線は1日6便くらいしか飛んでいませんでした。国内線チェックインカウンターの隣はU.S.A行き用の国際線カウンター。閉じられています。アメリカとの国境はいつ開くのでしょうかね。

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2時間近く空港で待機をしていざ搭乗。普段は1日2便飛んでいるイカルイト行きの飛行機ですが、今は減便ということでまさかの満席。これには正直驚きました。

5.その他補足

それから余談ですが、国際免許証は取得しておくべきだったな、と後悔しました。
働く場所は小さな市で車は必要ないと言われていたことや、恥ずかしながら日本で免許取り立て初心者マークだったことから何も対応をせずに出国しました。

ただ、特にこの状況において何かと身分証の提示を求められることが多く、もちろんパスポートでもなんとかはなりますが少し後悔をしております。

学生の皆さんは学生証という最強カードがあると思うのですが、ご注意ください!

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と、いうことで以上が2週間の隔離生活中のお話でした。
これからどこかの国で隔離生活を予定されている方がいたら、何かの助けになればと思います。

ベランダがあったことや部屋が広かったことが幸いで、確かに暇でしたがめちゃくちゃ苦痛ということはなく今となっては懐かしい思い出です。

また、2020年に「2週間」というくくりで行動をしたことが何度かあったので(住み込みの仕事や合宿免許など)、ある程度時間の流れを想定しながら生活することができました。

もう1回やりたいかと言われたら回答は控えさせていただきますが。

あとは何はともあれあとは電話につきあってくれた日本のみなさんに感謝です。毎日のように誰かしらに連絡していました。インターネットって、すごいねっ!笑

次回からは現地での生活 / 英語について / ここに至るまで、等々書きたい事をゆるりと書いていければと思っています。

See you later!



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