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絶メシ:別所温泉の蕎麦

信州別所温泉にはいわゆる共同温泉浴場というのが三軒あって、その一つが下の写真の大湯共同浴場。
葵の湯と石碑に書かれているが、浴場名は大湯。
泉質は単純硫黄泉。
正直もう記憶が薄れてしまっている。
この湯につかったのち、写真正面にある湯本食堂に入った。
2010年3月のこと。

ざるそばの…たぶん大盛りを頼んだのだと思う。
さすがは信州、野沢菜づけが付く。
印象は、薄れてしまっているが、少なくともまずくはなかったと思う。
信州でまずいそばを食べた記憶は皆無。
信州でまずいそばを出す店などすぐに淘汰されてしまうだろう。

本当にまずいものを食わされた時は半永久的に記憶が残っている(笑)
例えば今から40年位前に京急蒲田駅のホームで立ち食いラーメンを食べたことがあったが、麵が普通の中華そばではない食感の変な麵で、これはまずいと思った記憶が今ものこっている。
あんまりまずいから、試しにもう一度どのくらいまずかったか食べてみたい気までする(笑)
その店はとっくの大昔になくなっているので、今、同駅ホームに立ち食いがあったら、それは昔とは違うので安心して食べてほしい(笑)

さて、湯本食堂、店内には多くの有名人の色紙が飾られていた。地方の人気のある店にはよくあるパターンだ。
個人的には、あまり色紙を飾りすぎる店は好まないが、そばが出てくるまで退屈しのぎに見学するのも面白い。
ただ、八割方だれのサインかわからない。(笑)
それと、サインの多くが、地元ローカル局のアナウンサーのサインというのが結構ある。
地元局のグルメ番組の取材で訪れるパターンだろう。
地元では有名でも全国的には知名度がないから、名前がわかっても誰だかわからない。

温泉浴場のすぐそばにこういう食堂があるというのはありがたい。
でも、数年後再訪したらなくなっていた。

こういうパターンは結構ある。
一番驚いたのは、以前にも書いたが、別所の山を越えたむこうにある浅間温泉。
お気に入りの浴場に数年ぶりに入りに行こうとしたらさら地になっていた衝撃(笑)
町はいつも少しずつ変化している。

※長野県上田市別所温泉 2010年3月