穂高渓太郎

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穂高渓太郎

旅のスナップショットによる気軽な写真をアップしています。コンデジやエントリークラスの一眼で撮っています。 今アップしている写真はコロナ禍以前のストック中心です。大した写真ではありませんが、無断使用等はご遠慮ください。/神奈川県在住、昭和の人です。

マガジン

  • 自然

    自然を主体とした風景写真

  • 鉄道

  • みち

    「みち」初めて歩く道、その先は未知。昨日歩いた道、その先は昨日とは違うかもしれない未知。

  • 温泉

    温泉共同浴場や、渋い温泉の記録と紹介です。

  • 静かなる上高地

    上高地の主役は穂高連峰、穂高岳と河童橋、穂高岳と大正池。上高地を訪れた人が目を引かれる写真より、あまり注目されていない上高地の良さを。

最近の記事

三浦半島江奈干潟。 干潮時は干潟の浜が広がり、あちこちにカニの穴があり、そこから多くの小さな、そう甲羅の大きさが小指の爪くらいしかないカニが、数多く姿を現し、はさみのある手を一斉に広げたり閉じたりして、こちらを威嚇してくる。 向こうは威嚇しているのだが、あまりにも小さいので、ただただかわいい(笑) 満潮になると、そんな小さなカニは姿を消し、道路の淵の隙間から甲羅の大きさ2~3センチほどのやや大き目のカニが姿を現す。 上からのぞき込むと、道路の側面のひび割れの中に消えていく。

    • 鉄道のある風景:冬の大糸線

      2010年2月撮影 長野県大町市常盤 JR大糸線安曇沓掛付近 松本行きの普通電車の背後にせまる北アルプス。 写真中央yやや右の双耳峰が鹿島槍ヶ岳。 左の三つの頂があるのが爺ヶ岳。 夏の爺ヶ岳には四半世紀前に上ったことがある。 頂上すぐ手前にある山小屋種池山荘に宿泊した。 小屋に泊まると、様々な人がやってきていろいろと面白い話が聞けたりする。 黒部ダムができる前の黒部峡谷を知る人。 山中でツキノワグマに追いかけられた人。 何千匹ものヒルに追いかけられた人。 登山道を歩くのが

      • 信州松本風景:中町通りあたり

        信州松本の中町通りは蔵の立ち並ぶシックな通り。 写真の中西屋本店の前を通るのが中町通り。 脇の通りをまっすぐ進めば女鳥羽川を渡り、右側に老舗そば店弁天。 その先が緑町の通り。 渋い食堂ヒカリがなくなって久しい。 その先に老舗そば店こばやしがあったが火災で焼失し、今は四柱神社境内に移転。 こばやしは、松本で初めて入ったそば店。 もう30年以上前。 そのこばやしの斜向かいがクリームたっぷりの牛乳パンで知られるコマツ。 この辺りを散策するたびに牛乳パンを買って帰った。 ザックに押し

        • アナログはかっこいい キハ52運転台

          キハ52は勾配区間用の気動車。 JR大糸線は長野県の松本と新潟県糸魚川を結ぶローカル線。 松本ー南小谷間は電化されているが、南小谷ー糸魚川は非電化。 非電化区間は2010年3月12日までキハ52形気動車が走行していた。 3月12日をもってキハ52のJRでの運用はすべて終了した。 その翌日からキハ120系気動車に置き換わった。 ラストラン1週間前に糸魚川を訪れ、南小谷までキハ52に乗った。 使い込まれたアナログな運転台が渋くてかっこいい。 発車時の重々しいエンジン音もかっこい

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          駅風景:能生駅通路

          駅風景:能生駅通路

          車窓風景:頸城平野を行く

          車窓風景:頸城平野を行く

          消えた列車:E351系特急スーパーあずさ

          消えた列車:E351系特急スーパーあずさ

          江ノ電の魅力はこれ!

          江ノ電の魅力はこれ! 海沿いを走る江ノ電でもなく、「スラムダンク」の聖地の海と踏み切りでもなく、鎌倉ブームを呼んだ「俺たちの朝」の聖地極楽寺駅でもなく、この腰越の商店街の道の真ん中を、人や自転車やバイクや車に交じって走る姿。 これ。 私はこの風景が好きだ。 ※2011年撮影

          江ノ電の魅力はこれ!

          ニリンソウ

          1990年代に上高地(長野県松本市安曇。撮影時は南安曇郡安曇村)を訪れたときにフィルムカメラに収めたもの。 上高地河童橋から梓川左岸沿いの道を2時間ほど歩いた徳沢付近で撮影したもの。 ニリンソウ。 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で春山を彩る花のひとつ。 一つの茎から二輪の花が咲くところからそう呼ばれる。 上高地には30回以上出かけているが、春に出かけたのはわずか数回。 その数回のうちの一つがこのニリンソウの群落の写真を撮った時。 小さな花の群落はかわいらしく、見ていて

          ニリンソウ

          車窓風景:前川渡(まえかわど)

          前川渡 2009年撮影 アルピコ交通バス上高地線 長野県松本市安曇 国道158号線、前川渡隧道と木賊(とくさ)隧道の間にある交差点。 奈川渡方面から上高地に向かって、左に乗鞍高原方面への道を分ける。 前川が梓湖(梓川)に合流するところ。 川が合流するところを〇〇渡(ど)と呼ぶ。 このほかにこの辺りには、奈川渡、沢渡、湯川渡、黒川渡、寄合渡などと言う地名がある。 トンネルとトンネルの間の狭い部分が交差点になっていて、奈川渡方面からの車両は、乗鞍高原方面へ左折できるが、上高地

          車窓風景:前川渡(まえかわど)

          消えた風景:上高地岳沢ヒュッテ

          消えた風景:上高地岳沢ヒュッテ

          消えた風景:信州松本「中劇」

          消えた風景:信州松本「中劇」

          1970年代の箱根登山電車

          1970年代の箱根登山電車

          滑川(なめがわ)大滝への旅

           山形県米沢市の山の中にある滝で、日本の滝100選の一つ。  日本の滝100選に選ばれるにあたって、地元自治体は、交通至便で白布温泉街に近い白布大滝を推薦したが、滑川大滝をよく知る選考委員が滑川大滝を選んでしまったという。  確かに、誰しもが容易に見学できる白布大滝に比べ、滑川大滝はJR奥羽本線峠駅から細い道を車で20分。そこから先は30分の登山をしてやっと見ることが出来る。そんな滑川大滝と比べれば、お手軽感のある白布大滝を100選に選びたがるのは理解できる。  しかし、交通

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          懐かしき写真:急行あがの

          喜多方駅に入線してきたキハ55急行「あがの」と思われる一枚 1974年撮影 日中線(廃止)のSLけん引列車に乗るために父とともに訪れた福島県喜多方。 SL列車に乗ったその夜は、市内の笹屋旅館に宿泊。 竹久夢二などが逗留した旅館としても知られる。 当時、館内に夢二の絵が飾られていたような記憶がかすかにある。 当時の喜多方は今ほど有名な場所ではなく、喜多方ラーメンの店も単なる地元の食堂でしかなかった。 1980年代になって、友人と再訪したときは、少しばかり喜多方ラーメンも知ら

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