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みち

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「みち」初めて歩く道、その先は未知。昨日歩いた道、その先は昨日とは違うかもしれない未知。
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2022年10月の記事一覧

みち:身延橋…かつては東洋一

みち:身延橋…かつては東洋一

山梨県南巨摩郡身延町にある橋で、富士川に架けられている。
現在の身延橋は1972年架け替えられた2代目で、初代は大正期に架けられ、その規模は当時東洋一と言われたつり橋だった。
富士身延鉄道(現JR身延線)が身延山久遠寺への参詣客の利便性を図るために架けられた橋であったという。
旧橋はこの橋のすぐ左側に架かっていた。
この橋を渡り右方向へ進むとJR身延線身延駅に到達する。

私自身は旧橋も渡っている

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木曽十一宿を歩く②

木曽十一宿を歩く②

平沢宿

 贄川から奈良井に向かう途中にある宿場だが、正式の宿場ではなく間の宿と呼ばれる宿場だ。
 奈良井は旅籠は少なかったが漆器製造を生業とする家が多く、奈良井千軒と呼ばれたほどにぎわったと言う。その奈良井の漆器製造の下請けとして栄えたのが平沢で、主に漆を塗る作業をしていたという。時代を経て平沢でも漆器そのものを製造販売するようになり、今では木曽漆器と言えば平沢というほどに名の知れたところになっ

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