イチイ

30代無職でうつ病治療中。デミロマンティック・アセクシャル(ノンセクシャル)。 このn…

イチイ

30代無職でうつ病治療中。デミロマンティック・アセクシャル(ノンセクシャル)。 このnoteは備忘録的な目的で2024年5月末に始めましたが、結果的に、毒親のこと、読んだ本のこと、闘病生活のことなど、心動かれたことを自由に書いてる感じになりました。

マガジン

  • うつ病就活日記

    うつ病無職が就職を目指す日々を書く日記です。うつに関連した日常の気づきや困りごとも書くかも。

  • 父がモラハラ人間になるまで

    毒親モラハラ父と暮らしていたときの体験をまとめています。機能不全家族の話です。セクハラ体験も含みます。

最近の記事

古いトレカの買取を頼んだ話

  今日、秋葉原で古いトレカの買取を頼んできた。   たまたま秋葉原に用があり、ちょうどいいと思ったのだ。  トレカとはオタクの方はご存知かと思うが、トレーディングカードの略称であり、アニメやゲームのキャラが書かれていたり、カード用に人気イラストレーターがキャラクターを書き下ろしたりするイラスト付きカードのことで、収集やゲーム目的で売買される。  トレーディングカードゲームの略はTCGともいう。  私は12年くらい前、とあるTCGにアニメから影響を受けて、参入し、友人た

    • 【うつ病日記】心理検査WAIS-IVの内容と風変わりな叔父

        先日、心理検査(WAIS-IV)を受けた。  障害基礎年金の申請を考えていて、必要になって取り寄せた、約11、12年前(20歳頃)の初診の診断書に、うつ病だけでなく、広汎性発達障害の疑いと書かれていたからだ。   もし、うつ病だけでなく、発達障害ならば、年金申請のための診断書の内容が変わってしまう。   だから、受けた方がいいと担当医が判断し、受けることとなった。値段は保険がきかず、セットですすめられた性格傾向検査みたいのと合わせて、2万円近くした。   何せ

      • 【うつ病日記】休み方を模索しています

          うつ病患者は疲れやすい。生真面目な人ほどうつになりやすく、休み方が下手だと聞く。   真面目さと、うつの相関関係は分からない。まあ、よく聞く話ではあるし嘘ではないのだろうと思う。   ただ、私は専門家ではないのでエビデンスは示せないし、多くの人に当てはまることが必ずしも当てはまらない人もいるだろう。   うつ病になったと言うと、何か辛いことがあったのだと思われることが多いかもしれないが、『うつ病になってマンガが描けなくなりました』の相原コージ先生のように、特別

        • 【うつ病日記】無職を抜け出す計画を立てていく

           今日、役所の自立支援相談を通したハロワに、2回目の相談をした。  医者には、職場環境が何よりも大事だが、今の状況(睡眠障害があって生活リズムが安定しない・疲れやすい)で、フルタイム就業はさけるべきだと言われているので、今ある方針は2つだ。 ①就労移行支援や、就労継続支援を利用し、短時間でも決まった時間に活動をすることに慣れていき、就業を目指す。 ②出来そうなアルバイトからやってみて、同じように規則的で継続的な就業ができるように目指す。  いずれにしても、リハビリ

        古いトレカの買取を頼んだ話

        マガジン

        • うつ病就活日記
          6本
        • 父がモラハラ人間になるまで
          5本

        記事

          【うつ病日記】就労支援について分かったこと、思うこと

           今日、保健所で就労移行支援や就労継続支援制度等の相談をした。  この2つの支援の内容はともに、就労を希望する障害者に、必要な知識や能力の向上のための訓練をすることである。  2つの違いは、賃金が発生するかどうか、期間が決まっているかどうかである。  就労移行支援は、期間が決まっており、就労継続支援は、賃金が発生し、期間が決まってない。  さらに、就労継続支援は、A型とB型に分かれており、A型は雇用契約が発生するので最低賃金の保証があり、B型は雇用契約がないの

          【うつ病日記】就労支援について分かったこと、思うこと

          【うつ病日記】うつ病で幸せ目指す

           先週、うつ病で無職期間が2年近くになり、役所で障害年金の申請方法を問い合わせるついでに、自立相談支援を利用した。  自立相談支援では、最終的にフルタイム一般就労を目指したいと言ったが、後でそれが本当に幸せになることなのか悩んだ。幸せとは何なのか哲学してしまう。  自立相談支援を通して、役所に出向しているハロワの人に相談もできるので、ハロワの人にも仕事について相談した。  私はある専門資格を持っていて、職人仕事に憧れがあることを話したら、その資格の技術に適性はある

          【うつ病日記】うつ病で幸せ目指す

          【うつ病日記】精神疾患のカミングアウトをする

           最近、会った友だちグループにうつ病だという告白をした。しかも無職だということもだ。  今までまともな職歴もない。母と同居で、親のスネをかじって生きている。色々あって。   その色々は、他の記事で詳しく語っているので、今は説明しないが、まあ、所謂毒親育ちで、適切な情緒の機能を育てることができず、病気になり、社会に適応できず、気づいたら30代の社会的弱者だ。  友人たちには、病気で無職だという事実以外のほとんどの事情は話せなかった。自分語りはタイミングと相手を選ばな

          【うつ病日記】精神疾患のカミングアウトをする

          末永幸歩『13歳からのアート思考』に救われた話

           最近、ある友人グループの何人かに、自分がうつ病であることを伝えた。それから、無職であることもだ。どうして伝えたかと言うと、年に数回会うたびに「今何してるの?」というよくある質問に嘘をつくのが、めんどくさかったからだ。  一瞬だけ就いていた前職を続けていることにしても良かったのかもしれないが、実際は無職なので、仕事に関する話題がない。もし話が広がったら、嘘を考える労力が非常にめんどくさかった。  うつ病であることと、無職であることをカミングアウトしたときの反応は、友人によ

          末永幸歩『13歳からのアート思考』に救われた話

          公共施設の採用面接が残念だった話

           最近、家の近くにある、某公共施設の採用面接を受けた。正規職員ではなく、雇用期間や勤務日数が限られた臨時職員の採用枠である。    まだ持病のうつを抱えているので、給料が安くとも、月の勤務日数が少ない雇用条件がいいと思って応募した。  結果は、不採用だった。  そして、不採用で残念な気持ちよりも、採用されなくて、ほっとした気持ちの方が、はるかに勝った。  色々と、引っかかることが、この採用面接であったので、なんとなく記録しておこうと思う。  面接当日、緊張しながら、面接

          公共施設の採用面接が残念だった話

          認知症おばあちゃんの電話

            数年前、一人暮らしをしていた祖母が、施設に入った。    屋内で転倒し、動けなくなり、昼間に面倒を見れる人がいないので、施設に入ることになったのだ。   中学生になる前の私は、おばあちゃん子であったが、いまは離れて生活している。   祖母の世話は、近隣に住む叔母が一手に引き受けていたので、当然のように施設の手続き等は、すべて叔母がやった。    叔母の話によると、初めのうちは兄(私の父)にメールで状況をしらせていたそうなのだが、一切反応がなかったため、兄(私の父)と連

          認知症おばあちゃんの電話

          思春期のとき、生理で失敗した話

            生理で失敗したときの話を書きます。   女性だけでなく、整理の経験がない男性も読んでください。   生理があると、こんな体験をするよということを知ってほしいです。   中学2年生のときだ。少し前に迎えたばかりの生理に、私はまだ慣れていなかった。   立ち上がるたびにドロッとながれる経血の感触、鈍いお腹の痛み、なんとなくの倦怠感など、なれない刺激ばかりだ。   ナプキンを替える頻度もよくつかめない。基本的には、トイレに行くたびに替えればいいのだが、経血の量が多いせいで

          思春期のとき、生理で失敗した話

          病人にカレーライス

           17歳の冬だったと思う。私は、ウイルス性胃腸炎に苦しんでいた。  友達と学校帰りにマックに寄って、別れたあとの帰宅途中の電車内で、徐々に気持ち悪くなり、途中下車して吐いてしまった。  そこから、よろよろと何とか帰宅し、帰宅後は、腹痛、発熱、下痢の症状が嘔吐に加わり、翌日、病院で「お腹からくる風邪ですね(要するにウイルス性胃腸炎)」と診断された。  そんな調子なので、食べ物が体を受け付けない。ではなく、体が食べ物を受け付けない。  胃が空っぽなので空腹感は感じた。しか

          病人にカレーライス

          父がモラハラ人間になるまで④

           今までの記事はマガジンにまとめました。まとめて読まれる方は、そちらからよろしくお願いします。  今回は今までのまとめ的な内容にしたいと思います。 父にされた事まとめプライベートな場所の侵害 カバンや机の中身を触られる。許可なく所有物を捨てられる。脱衣所の扉を閉めさせてもらえない等。 性的な加害 卑猥な言動。痴漢や通り魔に遭った際のセカンドレイプ(セカンドハラスメント)。 進路選択の自由の妨害 短大の願書を捨てられる。勉強する事自体を邪魔される。大学の休学願いを捨てら

          父がモラハラ人間になるまで④

          父がモラハラ人間になるまで③

          前回の続きです。一週間後くらいに書くと言っておきながら、二週間たってしまいました。申し訳ありません。  スキ・フォローありがとうございます。体調を崩していますが、また書きに戻ってこれて良かったです。  今回の話は、モラハラだけでなく、父による娘へのセクハラの話も含みます。苦手な方はご注意ください。 モラハラ父の感情表現 父の感情表現は分かりにくかった。困っている、寂しい、悲しい、といった負の感情を、怒りで表現してしまうからだ。  私が高校生の頃、父に先天性疾患がある事

          父がモラハラ人間になるまで③

          父がモラハラ人間になるまで②

          前回の続きです。今回は、父と私の成育歴の話です。 父の母(私の祖母) 父が育ってきた環境は、何となく知っている。私は、12歳頃まで、父方の祖父母の家に預けられていたからだ。  祖母は女学校の出身で、その時代としては珍しい方であろう、教育を受けた女性だった。  しかし、その教育が社会で生かされることはなかった。祖母が選べた人生は、専業主婦として生きる人生だ。  そして、専業主婦としての生活に幸せを見出す事が、祖母には難しいようだった。  小学生の頃、祖母によく言い聞かされ

          父がモラハラ人間になるまで②

          父がモラハラ人間になるまで①

           家族の事を書こうと思う。父を加害者とした、モラハラの被害体験だ。  noteで被害を訴える事に何の意味があるのか、私自身よく分からない。  ただ、記憶の反芻と、それに対する思考を止められないから、その思考を整理し、形にしてみたくなった。形にできれば、何らかの結論とまではいかなくとも、納得には至るかもしれない。そういう期待をもって書いている。  この体験が、誰に読まれるのかは分からない。必要とされるのかも分からない。毒親をテーマにしたエッセイとして、出版されている本の内容

          父がモラハラ人間になるまで①